こんばんは。櫻井です。


本日も夏期講習開催中。

受験生たちの取り組みはもちろん、自習室に自分から参加する中1…えらいですね。


さて、本日は「工夫」について。
以下の話は、つい先日手稲前田校の子供たちにした話です。



生徒たちにとって「勉強」はコツをつかむまでなかなか時間のかかるものです。
最初から全部最短で効率よく…とはいかないもの。


徐々に慣れてきて、
・こうしたらノートにもっとたくさん単語書けるな

・こうしたら計算ミス減らせるかな

・こうしたら暗記頑張れるかな

と、勉強に意識を集中させることで、いろいろ手を出し始める。

そして、様々な工夫を凝らしたうえで、
自分の勉強スタイルができていく…。


これが「工夫」です。


勉強中に音楽を聴いたらすごく効率よく単語を覚えられるんだ！

スマホを見ながら勉強すると集中できるんだ！


これは勉強に意識がいっていないから、工夫ではなくただの作業・逃避ですね。



勉強を作業と勘違いする方は多いです。


単語を覚えれば点数が取れるんでしょ？理科社会。
英単語覚えて、文法覚えたら点数取れるでしょ？英語。
公式暗記したら点数取れるでしょ？数学。


そんな甘い世界ではありません。


暗記は勉強ではなく作業。


勉強とは、

頭を使って、

「どのようにしたら答えにたどり着けるか・導き出せるか」を

思考し、

判断し、

表現することです。



ドリルやワークを埋めることは勉強ではありません。
答えを写すことは勉強ではありません。



子供たちにとって、本当の意味で勉強させてあげられるタイミングは、

大人が作ってあげないと訪れないと思っています。


夏期講習では、そういった頭を使うタイミングを教師一同たくさん作っています。


これが授業というものだと思います。


さて、次の授業は何を考えてもらおうかな。