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2021年09月20日
理社で点数が取れない理由
こんにちは。櫻井です。
このブログが更新される頃には、皆さんはシルバーウィークに突入しているでしょう。
しっかり休んで、好きなことをして、楽しみたいものですね。
さてさて、学テAの結果が判明してきていますね。
中学校によっては一部科目が未返却の状態だと思います。
手稲前田校でも、全員の全科目の結果が出ているわけではありませんが、おおよその点数は見えてきました。
なんと…数学 100点出ました!!!!!
素晴らしい!!!!!
塾生たちの点数も、一長一短ではありますが、
指導要領が変わる最初の年の不安の中、
よく頑張ってくれたと思います。
そこで気になったのが、「理社の点数のばらつき」でした。
なぜ理社の点数が伸びないんだ…!
自分で頑張るだけじゃないか…!
理社なんて暗記科目なのに…!
暗記頑張るだけなのに…!
暗記なのに…!
こう思っている方、結構います。
いまだに…です。
理社が知識を詰め込むだけで解けるなんてのは、遥か昔のお話です。
(そもそもそんな時代なんてなかったのかもしれませんが)
時代は変わり、現代は「知識も必要だけど、それを使ってどうやって考える?」という問題が主流になっています。
そして北海道では入試に関する教育委員会からの方針の変更。
さらに学習指導要領の改訂と合わさって、現代の理社の難易度たるや、受験生たちに絶大な威力を発揮しています。
あとは学校の先生方のレベルの低下でしょうか。
ある中学校では、その先生は雑談ばかりで、大事なところは全部プリントやっといて…などと言って、
ろくに授業をしてくれないと聞きます。
理社の点数が伸びないのは、中1・2から連綿と続く英数と違って、単元ごとのつながりがあまりないから、単純に頭に入りにくいんですね。
そして、数学よりも算数に近いですが、小数の計算が複雑。
これ結構嫌う人います。
あと、これが一番の理由かもしれませんが、「理社(特に社会)に興味がない」から頭が覚えようとしない…です。
理社は探求心を発揮するのに非常に役立つ学問です。
確かに覚えなければならないことはまぁまぁあります。
しかし、理科の暗記事項なんて英単語よりも少ないですし、
社会に至ってはグラフの読み取りが多くなってきてますよね。
ゲームの桃鉄で日本地理と名産品や地形を覚えるなんて子もいます。
私もそうでした。笑
とにかく、
理社で点数が取れない子たちの理由はそれぞれかもしれませんが、
頭に入りにくいと分かっているなら、対策すればいいだけです。
塾でやる勉強はそういう勉強です。
今回の学テA、とある中学校では理科の学年平均が30点台だそうです。
100点満点で。
ひどいですよね。
手稲前田校は平均70点超えてます。
学テBへの期待も持ちつつ、まだまだ取れるところはたくさんあると思うので、引き続き塾生たちを叱咤激励していこうと思います。
今回は、手稲前田校の塾生たちの頑張った自慢の回でした。
それではまた。
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