集団授業部門・室長の船橋です。

秀英予備校・あいの里校は、本日で今年最後の授業が終了します。
本年も、大変お世話になりました。
塾生の皆様、地域の皆様に支えられ、今年１年も無事終えることができそうです。

秀英では、年末の恒例行事となりました『10時限・集中特訓』が、昨日・今日と実施されています。
参加してくれた中２・３の生徒さんたちが、大変頑張ってくれております！

今年も色々ありましたね。
ロシアのウクライナ侵攻、金融史に残る大幅な円安、未だ衰えを知らないコロナ...１年を振り返ったときに、「大変だったな～」と感じる『マイナスなこと』ことが、まず真っ先に思い出されてしまう。
我ながら、悲しくも情けなく感じます。

楽しいこと・嬉しかったこと...『プラスなこと』もたくさんありましたよね。
私はスポーツ観戦が好きなので、冬季北京オリンピックやサッカーワールドカップをテレビ観戦し、たくさんの勇気と希望をもらいました。
「また、明日も頑張ろう！」という明るい気持ちを、来年も忘れずに持ち続けたいと思います。

私が塾の教師という仕事やらせていただき、25年以上の月日が流れました。
これまで、数え切れないほどの多くの生徒さんたちを指導させていただきましたが、今年度の中３・高３の生徒さんたちは、私にとって特別な存在です。

2020年を迎えた２月、北海道では、日本国内で最初の緊急事態宣言が発令されました。
３月には、学校休校という異例の事態となりました。
当時の卒業生たちは、卒業式を実施することもできませんでした。

その後の４月、今年度の中３・高３の子どもたちは、無事に中学校・高校に入学しますが、再び学校が休校。
その休校は、６月まで続きました。

学校行事も、満足に実施できず。
部活動も、かなりの制約がある中での実施で、まともな実施ができたのは今年になってからです。
マスクの着用が強制され、友達の顔をまともに見る機会すら、なかなか与えられない学校生活でした。

コロナの猛威は今年もまだ続いており、先月、中学校で実施された定期テストは、延期となってしまった学校・学年もありました。
テストを受験できなかった生徒さんも、複数いらっしゃいます。

そんな３年間を過ごし、受験という一つの節目を迎えます。
それが、今年度の中３・高３の子どもたちです。

彼らは強いです。
様々な問題・課題から逃げず、立ち向かってきました。

私は、学習塾で彼らを指導する立場ですが、逆に、彼らから教えられることばかりです。
日々、たくさんの勇気と希望をもらっています。

「できない」じゃない。
「無理」じゃない。
「それなら、どうするか？」です。

課題を見つけ、解決していく。
逃げずに、立ち向かっていく。
そんな『生きる力』を、彼らは自然と身に付けてきました。

それはもちろん、中３・高３だけではありません。
今の子どもたち全員が、この時代を生きています。

私がこの仕事を長く続けられるのは、「子どもたちを教える悦び」もありますが、「子どもたちに教えられる悦び」の方がはるかに大きいです。
子どもたちの成長を見続けることができて、それを実感できる。
私にとっての大きな幸せです。

この混沌とした時代に、中学校・高校の３年間を過ごし、今の中３・高３の生徒たちは、いよいよ受験を迎えます。

2023年...そんな子どもたちと一緒に、さらに強く！
さらに逞しく！
共に、頑張っていきます！
子どもたちに、恥ずかしくない姿を見せられるよう...日々、精進してまいります。

最後に...

生徒のみんな！
先生の老後を頼むよ！
先生が安心して老後を過ごせる世の中を...みんなの力で創り上げてね！