こんにちは！
秀英予備校桑園小前校の佐藤です。

先日、ある生徒からこんな言葉を受けました。

「歴史なんて勉強して意味あるの？」

もしみなさんがそのような質問を受けたら、なんて答えますか？


私はこのように答えました。
「歴史を知れば、未来がわかるようになる」
どういうことか？

「歴史は繰り返す」と言われます。
これは全く同じことが起こるということではありません。
人類が社会を形成して生きていく以上、起こる問題は種々それぞれあれど、似たようなものとなるわけです。

例えば教育。
明治以前の日本での庶民教育では『寺子屋』という教育形態がありました。
これは町に住む知識人が町の子供たちに読み書きそろばんを教えていました。
しかし、それは黒板を使った一斉授業ではありません。
生徒ひとりひとりの理解度・進捗度に合わせて「個別指導」をしていたのです。

それが、明治以降の教育は「富国強兵」をスローガンに掲げ、全国を1つにまとめるための教育になりました。
それが、同年齢の子供を一箇所に集め、同一内容を一斉に指導する。現在の学校の制度です。
ちなみにこれは「学制」という義務教育の始まりです。

では現在、教育を取り巻く環境はどうなっているのか。
その答えは桑園小前校にあります。
桑園小前校は「映像授業による個別指導」・「1：2の個別指導」の「個別指導専門校舎」です。
桑園小前校に来ている生徒さんの中には「個別で自分に合った指導をしてほしい」という思いを持って通ってくださっている方もいます。

つまり、個別指導の時代が改めてやってきたわけです。
まさに「歴史は繰り返す」ですよね。

秀英は長きに渡って教育業界に携わって参りました。
そうして生徒・保護者みなさんの声を聞いている中、「社会が個別指導の教育を求める時代が来る」とわかりました。
なぜなら歴史を知っているからです。
そうして桑園小前校のような【iD】という校舎が誕生したのです。

――とまあ、結論として歴史を学ぶことはどのような意義があるのか、ご理解いただけたでしょうか？

今学んでいる歴史の内容は下地です。
下地をきちんと培うことで、未来予測につながるようなより深い歴史の内容を学ぶことができます。

なので、しっかりと歴史の勉強も頑張っていきましょうね！