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2023年07月28日
桑園小前だより【178】今取っておく杵柄

こんにちは!
秀英予備校桑園小前校の佐藤です。

今回のタイトル、「今取っておく杵柄」
私が作った造語なのですが、どういう意味か分かった人はいるでしょうか?

ことわざには「昔取った杵柄」というものがあります。

しばらく遠ざかっているが、かつて修練して自信を持っている事柄のたとえ。年月を経ても腕に覚えのある技能などをたとえていう。
コトバンク-ことわざを知る事典

つまり、小中学生のうちに学んだことは、大人になってからも活かせるということを表したことわざです。

なぜこんな話をしたかと言いますと、実は今日の中1・2年生の夏期講習でこんなことがおこりました。

3時間目に行う、北海道新入試に対応するための問題演習授業である【新入試対策ゼミ】にて、国語の授業を実施しました。
国語はよく得意・不得意が分かれる教科と言われますが、今日の授業ではみんなとてもよく頑張っていました!

そうというのも、新入試対策ゼミの問題をすべて終わらせて、「他に問題はないですか?」とおかわりを求めてくる人が続出したんです!!
(ちなみに、その中でもすごい子は、おかわりした上で更におかわりを求めてきて、授業で取り扱う分+3つ問題を終わらせてしまいました……すごすぎ!!)

さて、この話がどのように「昔取った杵柄」につながるかというと、実は受験で使う国語の力というものは、高校受験も大学受験も変わらないためです。

授業を受けてくれた人は私が話したことを覚えていると思います。
国語の記述の答え方。
「どのようなことですか、四十五字以内書きなさい。」
といった形で、出題されたとき、答え方は

①「どのようなこと」と聞かれているので、文末を「こと」に合わせる。
②「四十五字以内」というときは8割以上は書く必要があるため、「36字以上」書く。
③「書きなさい」と指示されたときは終わりに「」を付ける。

このルールというものは、受験の国語において、絶対のルールです。
たとえ大学受験でも違えてはいけないんです。

今、中1・2の間にこの答え方を身に着けていれば、今後大学受験まで困ることはありません。
さらにその上で、国語の答えの探し方が身に付けば鬼に金棒と言えましょう。

なぜなら、これも高校受験と大学受験で難度に差があれど、やり方は同じなのですから。

中学生の間はどうしても高校受験にだけ目が行ってしまいます。
しかし、その先の大学受験も見据えると、今のうちに国語の力をつけておけば、高校3年生になったとき「昔取った杵柄」で楽が出来るとわかるはずです。

だからこそ、国語をできるようにしておくことは「今取っておく杵柄」と言いたいのです。

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