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2023年08月10日
桑園小前だより【191】高校生落ちぶれ病

こんにちは!
秀英予備校桑園小前校の佐藤です。

今日はある中3の生徒と高1の生徒と話したことをお伝えしたいと思います。
授業の休み時間、中3の子とこんな話をしました。

佐藤「高校生になったら、個別指導の授業で何を受けるか考えないとね」
中3「高校生になったら、バイトして、遊びたいです」
佐藤「普通に高校生やってたら、そんな暇ないぞ?」
中3「何とかする」
高1「何とかならないよ……。マジで私4月のうちに数学まったくわからなくなったもん
佐藤「高校で置いて行かれたらついていくのが本当に大変になるもんね」
高1「今秀英で数学やって何とか希望が見えてきたくらい」
佐藤「ヤバくなってから塾に入るってなると、高校生ではもう手遅れになりがちだよね」
高1「私も、『ヤバくなってから』って考えて一度秀英を卒業したけど、ほんとにヤバい。定期考査の点数終わってる」
中3「え、どうしよ。やっぱ高校からも続けようかな……」

これを受けて、中3の子は次の授業でいつもより真剣に授業を受けていました。(これからもその集中力を発揮してね!)

高校は脅しではなく、内容が難しいです。
正直なことを言うと、私も高校の内容は最初全く理解が出来ませんでした(今も高校数学はダメダメなんですが……)。
入学時には真ん中の順位。5月には下位1/3。夏を過ぎれば最下位(!!)でした。

中学ではピンからキリまで幅広い学力層の生徒がいますから、順位はあまり変動しづらいです。そのため、危機感も抱きにくい。

しかし高校では、自分の学力とほぼ同程度の生徒が集まります。
つまり、ちょっと勉強をさぼれば、すぐに周りに追い抜かれてしまうのです。

順位が下がると、だんだんやる気を失っていきます。
やる気を失っていけば、そのうち勉強もしなくなります。
すると、どうやっても順位が上がらないくらい手遅れの状態になってしまうのです。
そのため、またやる気がなくなる……。

という悪循環が発生します。
私はこれを個人的に「高校生落ちぶれ病」と呼んでいます。

この病気は治療が非常に困難です。
普通の勉強では寛解しません。
しかも、厄介なことに進行が非常に速いのです。

一度、この病に侵されると、荒療治を余儀なくされます。
休む暇もないほど勉強をし、「この教科なら出来る!」という自信を持てるようになるまでは、中々寛解しないのです。
私も国語で安定して高得点を取れるようになって何とか他教科の勉強も頑張れるようになりました。

最も良いのは、この「高校生落ちぶれ病」に罹らないことです。
そのためには、しっかりと毎日勉強をするに限ります

だからこそ、高校生になってからも秀英で勉強を続けていくのが大事なんです!
今中3の皆さんは、受験が終わってからも秀英で高校生の準備をしっかり続けていきましょうね!

ちなみに、この「高校生落ちぶれ病」は生活習慣病なので、不健康な勉強習慣をしてると、「若年性落ちぶれ病」を発症してしまいます
なので小学生・中1・2年生の人は、短時間でもいいので、毎日勉強を続けていきましょう!
今から健康的な勉強習慣をつけていれば、こうした「落ちぶれ病」は予防が出来ますよ!

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