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2022年02月27日
平常心 入試に向けて

みなさんこんにちは
東豊田校の竹内です

公立高校入試が近づいてきました。
秀英生は入試前の最終授業「ファイナルゼミ」の真っ最中です。

高校入試は多くの中学生にとって
人生初めての受験です。

たくさんの不安を抱えながら勉強をして、
そして受験会場に向かうことと思います。


入試当日、受験生のみなさんに意識してほしいことはただひとつ

平常心を保つこと

です

いつも通りの気分で、

朝起きて、テストを受けて、そして帰宅する

これができれば100点満点です。


――――――――――――――――――――――

毎年こういう話を受験生のみなさんにするんですが、
話すたびに
大学受験生時代の自分の失敗を思い出します、、、

以下、竹内のひとりごと


「ネガティブバイアス」という言葉があります。
良い出来事よりも悪い出来事の方が記憶に残りやすい、という心理学用語です。

大学受験生の間でまことしやかに語り継がれる「センター試験(共通テスト)の日は必ず雪が降る」なんてジンクスがありますが、これもネガティブバイアスの一種ですね。

実際の気象情報によれば「センター試験の日に雪が降りやすい」なんてデータはないようです。
受験生達の強烈な不安感がまやかしを作り出してしまったのでしょうかね。

さて、いかに迷信といえども、その迷信が生まれた「事実」は根っこに隠れています。
先の例で言えば「センター試験当日に雪が降った」という年も、事実あったわけです。そして竹内の大学受験の年がまさにそうでした。

某年1月某日、センター試験当日。
大雪でした。
静岡では、まとまった雪が降ることはめったにありませんが、私の地元、愛知県では年に1~2回程度、積雪があります。センター試験当日がまさにそうだったわけです。

試験会場までの道のりは以下の通り、
自宅から駅まで自転車で15分
駅から会場の最寄り駅まで電車で20分
最寄り駅から会場まで徒歩で5分

普段から電車通学をしていた私にとって、自宅から駅までの15分は、高校3年間毎日通い続けた「慣れ親しんた15分」でした。

さて、センター試験当日であっても「いつも通りの行動をしよう」と思った私は、いつも通り、電車の出発時刻の20分前に家を出ます。15分で駅に着いて5分待って電車に乗る、いつも通りの完璧な流れです。

外は雪、家を出るころには弱まっていましたが、明け方までに振り込んだ雪が数センチ積もっており、踏み固められた道路や歩道は凍結していました。

そんな悪路を漕いでいるとき事件は起こりました。

交差点で止まろうと思いブレーキを握る、が止まらない。凍結した路面が停車を阻みます。そのままの勢いで車道に飛び出しそうになる。「やばい!」と咄嗟にハンドルを切り、車道に飛び出すのは避けるが、反動で激しく横転。身体とエナメルバッグ(当時高校生の間で流行っていたテカテカしたでかいカバン)は自転車から離れ、歩道に放り出されます。

十数秒後、痛む体を起こします。体の様子を確認する。
下が雪だったおかげで擦り傷などはなく、軽い打撲程度でした。

とはいえ、再度自転車に乗ることに恐怖心を覚えた私は、自転車を引きながら残りの道程を進むことにしました。

もちろん予定していた乗車時刻には間に合わず(さすがに試験開始には間に合いましたが)、微妙に焦る気持ちとちょっとした体の痛みを抱えながらセンター試験会場に向かう、という「いつも通り」とは程遠い結果となったのでした。

それが原因だったのか否か、当時も今も分かりませんが、センター試験の結果はイマイチ。志望校を下げることとなったのでした。

教訓
重要な試験の日に「いつも通り」の行動をすることは大事。
でもそれ以上に「いつも通り」の自分を作り出すための事前準備を欠かさないことが、もっと大事。

時間、持ち物、天候、体調、諸々の準備を漏れなくしたいですね。

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