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  • iD予備校

2018年04月20日
読書感想文の定番ですが

みなさん、こんにちは。
秀英iD予備校長久手はなみずき通校の竹田です。

1914年4月20日、朝日新聞で夏目漱石の長編小説「こゝろ」の連載が始まりました。遺産をめぐる叔父の裏切りや親友の自殺といった過去により遁世する先生と、学生である私の交流を描いた物語で、各出版社の夏の文庫フェアの定番で、また何度も映像化されていますので、読まれた方も多いのではないでしょうか。漱石作品の中では比較的短く読みやすそうなので、読書感想文の題材にされた方も多いと思います。でも実際に書き出すと、自分が私だったら、自分が先生だったら、自分がKだったら、自分が先生の奥さんだったらと考え出すと、なかなか答えが出せずに、苦労されたのではないでしょうか。

先生が私に、「私は死ぬ前にたった一人で好(い)いから、他(ひと)を信用して死にたいと思っている。あなたはそのたった一人になれますか。なってくれますか。あなたははらの底から真面目ですか。」と話す場面があります。誰も他人を信用できなかった人生を送りながら、先生は自身の死に時を探している様に思えます。これ程人間の悲しみと葛藤を表した表現は、少ないのではないでしょうか。まだ読まれていない方は、是非一度手に取ってお確かめ下さい。

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