みなさん、こんにちは。
秀英iD予備校長久手はなみずき通校の竹田です。

１９６３年４月２５日、大阪駅前に日本初の横断歩道橋が完成しました。このことに由来して、本日は「歩道橋の日」です。当時は、日本における交通事故死者数の水準が日清戦争での日本側の戦死者数（2年間で17,282人）を上回る勢いで増加しました。この状況は一種の「戦争状態」であるとして、「交通戦争」と名付けられました。その対策として、歩道橋や信号機、ガードレールなどが整備されました。様々な対策のおかげで、現在は約六分の一まで減少しています。ちなみに、日本には11,786基の歩道橋があります（2022年）。そのうちの約2,600基が老朽化のために、架け替えや撤去が必要とのことです。

最近では自転車やキックボード、さらには歩行者の交通ルール違反も問題となっています。残念ながら、免許証も不要で、自動車やオートバイに比べて弱い立場だから、逆走や信号無視など、何をやっても良いという考えの方も一部にいます。交通事故は、被害者も加害者も不幸にします。お互いにルールを守って、少しでも事故が減る様に心掛けて行きましょう。

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