「授業を受けたところをほとんど覚えていない」
とがっかりした声を聞いたことがあります。

じつは、人間は忘却の生き物ですから
忘れて当然なのです。

おそらく、授業を１度受けただけで覚えられる天才は
そう多くはいないはずです。

でも、授業の内容は
テストに出るだろうし
試験に出るかもしれません。

それでも、覚えていられる人がいるのは、
それなりの忘れない対策をとっているようなのです。

どうせ覚えるのなら
効果的に覚えたほうがいいなぁ、と思うのは
誰でも同じことでしょう。

そこで、、、
まずは、
どんな態度で授業を受けていたか
思い出してみてください。

イヤイヤ受けていたのか、
楽しんで「おもしろいなぁ」と受けていたのか、
どちらかで、記憶の残り方は違います。


大好きなゲームやスポーツの用語等は
意識しなくてもに覚えているのに
英単語や漢字等をなかなか覚えられないのは
同じ理由です。


「復習する時間がないから授業中に全部覚えるぞ！」
という意気込みで授業を受けるのなら
記憶の残り方は多いかもしれません。


他にも、
授業を１度受けただけで覚えていない理由はあります。
分かりますか？
考えてみてください。


それは、おそらく、
復習をしていないから
または、復習するのが遅かったからです。


予習をして授業を受けたのなら
２回学習していることになります。

ですが、授業を受けただけでは、
１回だけの学習です。

残念ながら
授業終了の直後から、
学習したことを忘れていきます。


でも、小学生のときに覚えた
かけ算九九は忘れないですよね。

九九をどのように覚えたのか思い出せますか？

きっと、
何度も何度も繰り返して
呪文のように口ずさんで
覚えたことと思います。


授業の記憶を忘れないようにするには
九九と同じよに

忘れる前にまた記憶する＝復習する、

ようにしましょう。


どのようなサイクルで復習するといいのかは
人によって差がありますが
１時間後
３日後
１０日後、が効果的のようです。

授業の後１時間後は他の授業があるでしょうから
家に帰ってからの復習でいいと思います。


ということは、
１ヶ月ぶりに教科書を見返したときに
忘れていても当然なことです。

忘れていてもがっかりせずに
次は、忘れる前に覚え直すようにしましょう。


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まとめ
・授業を１度受けただけでは忘れてしまうもの。
・人は忘れてしまうのでたとえ忘れてもがっかりしない。
・忘れる前に覚え直すと効果的。
・授業は興味を持って、予習をしてから真剣勝負で挑もう！
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おまけ
「授業の内容に興味を持つ」のが難しかったら
先生のメガネがおもしろいメガネだなぁとか
授業の内容を完璧に覚えていたらうれしいなぁとか
「ニコニコできそうなことを見つけて授業を受ける」のでOKです。
口角を上げるだけで脳が記憶しやすくなります。
コロナ禍ですからマスクをしているので、誰にも顔を見られません。
「楽しんで、ニコニコしながら」授業を受けてみてください。

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