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2024年03月14日
【講師ブログ】複雑な文はまず文構造から!

こんにちは
PAS静岡講師の久保田です。

3月に入り、卒業シーズンとなってきました。
年度の変わり目ということで、「春休みから次の学年に向けて頑張ろう!」と意気込む方も多くいるのではないでしょうか。
学年が上がると、当たり前ですが勉強内容は徐々に難しくなっていきます。特に英語で現高2生が志望大学の過去問を試しに覗いてみたりすると、複雑な文章の日本語訳が要求されたり、長文の文意がなかなか読み取れなかったりと、辟易する場面も多いのではないでしょうか。

そこで「正しい日本語訳には何が大事か」について考えてみたいと思います。
長文読解などではまず単語が分からなければ内容を把握することはできません。しかし単語が完璧なら、正しい日本語訳ができるのでしょうか。
それでは試しに、辞書を使って複雑な文章を読んでみましょう。すると、完璧に単語を調べ切ったとしても、正しい日本語にすることは簡単ではないということに気がつくことができます。つまり単語が完璧であっても、正しい日本語訳はできない、ということです。
おそらく、その場合につかめていないのは文構造です。

何が主語で、何が述語なのか。
この接続詞は何を繋いでいるのか。
that節が及ぶ範囲はどこまでか。

一つ一つ問えばキリがないですが、つまりこのような分析ができるかどうかに、日本語訳の鍵があると私は考えています。しかし全ては基本的な文法の集合体です。おそらくほとんどが学校の授業で先生が一度は説明した事項なのではないかと思います。
そのためまずは無理をせず、少しずつS、V、O、C、Mを割り振れるようにすると、英語の勉強が少しずつ楽になっていくのではないかと思います。

特に高校生など、複雑な文章に触れる機会の多い方は是非試してみてください。

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