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2023年05月29日
【343】ジュール「J」という単位について ~秀英iD予備校映像教師ブログ~

皆さん、こんにちは! 近藤です。
今回はジュール「J」という単位についてです!

まずジュールについて
ジュールとは昔の科学者の名前です。
フルネームはジェームス・プレスコット・ジュール
(イギリス,1818~1889)です。
電流によって発熱することについての法則
「ジュールの法則」を発表、また熱量と仕事の関係などを
調べたことでも知られています。

こうした功績からエネルギーの単位にはジュールが
使われています。

「J」で求める公式は以下のようにたくさんあります。
・電力量(J)=電力(W)×時間(s)
・熱量(J)=電力(W)×時間(s)
・水が得た熱量(J)=4.2×水の質量(g)×上昇温度(℃)
・仕事(J)=力の大きさ(N)×力の向きに動かした距離(m)
・位置エネルギー(J)=重力の大きさ(N)×物体の高さ(m)
・運動エネルギー(J)=1/2×質量(kg)×速さ(m/s)×速さ(m/s)


では、なぜ電力量,熱量,仕事,エネルギーは
同じ単位「J」を使うのでしょうか。

「J」という単位は、1Nの力がその力の方向に物体を
1m動かすときの仕事になります。
エネルギーとは仕事をする能力のことになりますので、
仕事もエネルギーも単位は「J」です。
電力量は消費した電気エネルギーの量になりますので、
これもエネルギーなので「J」を使います。
※電力量の単位は、電力や時間の単位によって変わります。
次に熱量ですが電力量と同じ式になりますね。
これは電力量(電気エネルギー)がすべて熱に変わる
ということになります。熱はエネルギー形態の一種に
なりますので「J」を使います。
よって、電力量,熱量,仕事,エネルギーは同じ単位「J」を
使います。

エネルギーは色々なものに移り変わります。
それらをすべて「J」で表すと比較しやすくなります。

今回は得点につながる内容ではありませんが、なぜ?と
疑問を持った人も多いのではないでしょうか。
疑問に思ったことを調べるのも知識を深めることに
なりますので、どんどん調べるようにしましょう!

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