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2023年03月03日
【令和5年度】公立高校の入試問題分析(数学)
3月2日(木)静岡県公立高校の入学試験が行われました。
受験生の皆さん、大変お疲れ様です。
ご家族の皆様もこの1年間ご協力ありがとうございました。
受験生の皆さんは、ここから高校生予備軍になります。
明日から楽しい高校生活を送るための準備に入りましょう。
さて、今日からしばらく入学試験の問題について分析していきます。
今日は数学!
大問は全部で7題。
初出題の問題や出題形式が変化した問題などがありましたが、基本や標準レベルの問題もありましたので難易度的には例年通りといえます。
生徒さんを悩ませた難問は3問
大問5(3)空間図形
面積を求める問題でした。求める図形を見つけることはできてもその長さを「円錐」から求めることはとても難しかったと思います。
大問6(3)関数
問題の形式が変わっていたので(1)~(3)すべて難しく感じた生徒も多いと思います。
(3)は比例定数aを求める問題でした。
問題文にある「3点が一直線上にある」から「直線の傾きが等しい」を利用することを思いついた生徒さんは多かったと思います。
しかし、その過程の点Gの座標を求めるために、直線ABの式を比例定数aを用いて表すことができた生徒は少なかったと思います。
大問7(2)円の証明
問題文の条件を整理し、最初に与えられた二等辺三角形2つ以外に「もう一つ」二等辺三角形があることに気がつけば正解に近づきました。
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