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  • 集団授業

2020年03月27日
「リフレーミング」

こんにちは。

秀英予備校鳴海校の古川です。

いよいよ授業が再開しましたね。
僕も久しぶりの授業でなまっていないか不安でしたが、皆さんしっかりと授業についてきてくれていますね。
授業中の生徒の目線で、逆にこちらが気を引き締めねばという気持ちになります。
皆さんと一緒に、僕も成長していきたいです。

さて、面談のときに生徒の皆さんとは勉強計画の約束を作ってもらっています。今はその約束を実行していただいていると思います。

ある生徒に勉強の進捗について伺ったとき、こんなことを言っていました。

「勉強はしてるけど、テストで結果が出るか不安です。」

分かります。
自分の努力が実を結んでくれるかどうかは、ふたを開けてみないとわからないことがほとんどです。
特に成績を上げようと思ったら最低3か月は様子を見ないといけないので、結果が出るか不安になることは当たり前だと思います。

良い結果が出たら、これ以上うれしいことはないですね。
自分の力で壁を乗り越える経験を重ねることで、だんだん自信がついてきます。

しかし、必ずしも常に望ましい結果が表れるかといえば、答えはNOとなってしまうでしょうね。外部的要因でうまくいかないことも多々あります。
努力が実を結ばないことが続くと、自然と自信もなくなってきてしまいます。(心理学では「学習性無力感」と呼ばれるものです。)

そんな時に重要な考え方となるのが、「リフレーミング」です。

この言葉を分解すると・・・
「リ」は再度行うこと。リメイクのリと同じですね。
「フレーミング」はフレーム(枠)に当てはめること。

つまりリフレーミングとは、ある事柄に対して枠を再度当てはめることを言います。

このままではわかりづらいので、具体例を一つ。
例えば、英語の単語テストで、必死に勉強したのにあまり良い点数が取れなかったとしましょう。
普通の反応としては、「あんなに頑張ったのに…自分は勉強ができないんだ」となるでしょう。

ここでリフレーミングの考え方を使います。
結果に対しての枠を当てはめなおすと、以下のような感じになります。

「覚え方が悪かったかもしれないから、次は違った方法で覚えよう」
「たまたま苦手な単語がたくさん出ただけだ」
「まあいいや、次頑張れば」

結果を真正面から受け止めるのではなく、自信を失わないように再度とらえなおす、といった感じです。

この考え方を続けていけば、何度でも立ち上がれます。
(結果に対しての反省と次に向けての目標は必要ですが)

人間の心理は、ある一定のパターンを踏襲していることが多いです。大人であれ、子供であれ、同じです。

自分の感情の動きを客観的にとらえて、うまく次に進んでいきましょう。

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