江南駅前校 校舎ブログ

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2023年10月20日
公立高校の募集人員が発表されました

こんにちは、林です。
昨日に早くも公立高校の募集人員が発表されました。
https://www.pref.aichi.jp/press-release/06bosyu.html

江南エリアの関係する高校では、西春高校が40名減っています。ここ数年の倍率低下の流れからすると、予想通りといったところでしょうか。先日発表された倍率は、今年度の志願者を昨年度の定員360で割ったものです。来春の定員320で割ってみると、こうなります。

第1志望 297名(第1志望の人数だけで定員に満たないのですね)
第2志望 313名
合計 610名

610 ÷ 320 = 1.91倍 となります。

西春高校を志望している生徒は「うわっ、倍率が上がってしまうじゃないか」と思ったかもしれませんが、もう少し詳しく計算してみます。

第1志望で合格した場合、第2志望の高校では合否判定はされません。西春高校は第2志望(第1志望は一宮・向陽などが考えられます)の生徒が多いです。不合格となる生徒が何名いるかは年によって変わりますが、仮に約半数の156名が第1志望不合格となった場合、実質的な倍率は、

(297 + 156)÷ 320 = 1.41倍 となります。そんなに高い数字ではないので、悲観することはありませんが、受験勉強で楽をしようと思ってはいけません。高校入学後は、半数以上を占めるであろう第2志望で合格した生徒(第1志望で合格した生徒よりも実力を持っている可能性が高い)と一緒に勉強することになるので、高校入学後を見据え、受験勉強を通して効率良く勉強する感覚を身につけていくべきです。


ちなみに、西春とよく比較される江南高校の場合は、第1志望が533名、第2志望が160名、募集人員が320名です。先ほどと同様に実質倍率を計算してみると、

(533 + 160÷2 )÷ 320 = 1.92倍 の実質倍率となり、西春の募集人員は減りましたが、実質倍率は江南の方が高いことになります。江南高校は内申点が40を超える生徒も多数受験するので、名鉄犬山線沿線におけるトップ高校という認識で良いのではないかと思いますが、よくある「西春高校と江南高校では、どちらがレベルが高いですか?」という質問に対しては、回答するのが難しいところです。現在、江南駅前校に通塾している西春高校・江南高校の生徒に聞いてみたところ、それぞれ楽しく高校生活を送っているようです。どちらの高校も進学校であるのは間違いないので、高校のことをよく調べたり、学校見学に行って、生徒本人にとって雰囲気が合うかどうかなどで決めれば良いのではないかと思います。

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