湯河原校 校舎ブログ

いいね! 6

  • iD予備校

2023年03月24日
高校入試報告会に行ってきました!

湯河原校のブログをご覧の皆さん、こんにちは!
今日のブログは、同じ神奈川県の「睦合(むつあい)校」という校舎を担当している根本が書いています。今後もちょくちょく登場する予定なので、以後お見知りおきを!

さて、昨日は校舎に出社する前に『高校入試報告会』に参加するため、湘南台まで行ってきました。神奈川全県模試を運営している伸学工房さん主催のセミナーで、神奈川県内の秀英の校舎では、2年前から塾内模試として全県模試を採用しているので、去年に引き続きセミナーに参加してきました。
神奈川全県模試は、県内32,000人の中学3年生が参加する県内最大級の合格判定模試で、睦合校でも全県模試を採用してからは、ずいぶんと進路指導がしやすくなりました。昨年もいろいろと貴重なお話しが聞けたので、今年も楽しみにしていたセミナーです。まだ受験結果追跡調査の途中で、<速報>報告会とのことでしたが、こちらのブログでは、その一部をご紹介します。
1.公立高校 学力検査 合格者平均点(予測)
睦合校のブログでは、担当教師による「入試講評」をブログでお伝えしましたが、やはり、今年の入試は「国語が大幅に易しくなった」ことが、平均点予測からも分かります。
英語56.0(52.1)
数学53.0(52.9)
国語75.0(61.3)
理科51.5(58.9)
社会57.0(62.4)
( )内は昨年の平均点

報告会の資料をみると、国語に関しては偏差値35のグループの生徒でさえ、平均点が60点ほどあり、取り組みやすかった(差がつきにくかった)ことが分かります。講師の方もお話しされていましたが、間違いなく来年の国語の入試は、難しくなりますね。
一方で、英語の得点は、偏差値75と35のグループで、実に72点もの開きがあり、5教科の中で、一番差のつく科目であったことが示されています。(これは前のブログでも書きましたね。)
今回の平均点はあくまで伸学工房さんの予測であり、近日中に県教委から正式なものが発表されます。

2.面接について
ご存じの方も多いと思いますが、来年から全校での面接はなくなり、特色検査としての実施となります。個人的には、実質的な廃止ではないかと考えています。面接で点差をつけない学校が多く、面接が形式的なものになっているという批判もありましたからね。県西および周辺エリア、その他注目高校 では、以下のような結果でした。
標準偏差が0(全く差がない)
…厚木、湘南、茅ヶ崎北陵、平塚江南、柏陽
標準偏差が1未満(ほとんど差がない)
…海老名、座間、大和西、厚木東、厚木清南、秦野、伊志田、相模原、上溝南、
標準偏差が5以上(差をつける)
…山北、秦野総合、綾瀬西、厚木商業、茅ヶ崎西浜


3.来年度の変更点
ここに記載するものは、すでに昨年夏の段階で判明していたものですが、改めて掲載しておきます。
(1)面接を特色検査として実施
これは上の「2」の通りですね。2024年春からの特色検査は、「実技検査」「自己表現検査」「面接」となり、面接を「特色検査」として実施する高校と、面接を実施しない高校に分かれることになります。
(2)第2次選考では、「主体的に学習に取り組む態度」の評価も資料にする
これまでの共通選抜では、調書は「評定」(5段階の数値)だけを資料としてきました。しかし、2024年春からは、第2次選考では、中3の2学期9教科の観点別学習状況の評価のうち、「主体的に学習に取り組む態度」の評価(A・B・C)を、3段階の数値に換算し、3段階×9教科=27点満点 として点数化します。つまり、これまでの「内申点低い生徒は2次選考で逆転!」が通用しなくなるということです。

睦合校・湯河原校で開催する今後の保護者会や入試説明会では、伸学工房さん全面協力のもと、最新の情報を提供していきたいと思います。ご期待ください!

いいね! 6

秀英予備校

入塾だけではなく、
学習についてのご相談も
受け付けております。
お気軽にお問い合わせください。

簡単申し込み!
まずはお気軽にご相談ください