睦合校 校舎ブログ

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  • 集団授業

2024年03月01日
【619】エール

こんにちは!睦合校の根本です。早いもので、今日から3月ですね。2月27日に年度末の最終授業があり、28日の合格発表を経て、3月3日から新年度がスタートします。今日は、授業はありませんが、「新年度準備日」として教師は出社しています。

この3月で、睦合校担当4年目に入ります。情報発信の場、教師の想いを伝える場として活用してきたこちらの「校舎ブログ」も、数えてみたら、私が担当になった2021年3月から618本の記事をアップしていました。【 】付のタイトルにして久しいですが、4年目突入を機会に、わかりやすく【通し№】にしてみることにしました。ということで、今回が【619】本目の記事です。今後も睦合校の校舎ブログをご贔屓に!どうぞよろしくお願いします。

さて、今回、公立高校の合格発表日を迎え、二次募集の学校を受験する一部の生徒を除き、県内多くの中3生の進路が決まったことになります。努力の成果が実を結び、希望する高校へ進学する生徒たち。その一方で、あと一歩、力及ばず、併願した高校へ進学する生徒たち。睦合校の塾生含め、春から高校生になる中3生へ向けて、私からエールを送りたいと思います。

中3生の皆さん、まずは、高校受験お疲れ様でした。多少なりともやりたいことを我慢して、「志望校」に向けて取り組んできたこの受験期間は、精神的にも、肉体的にも辛いことの方が多かったのではないでしょうか。本当にお疲れ様でした。学力検査が終わり、合格発表までの約2週間。結果が気になり、落ち着かない日々だったかもしれませんが、ゆっくり休めましたか?何事も、頑張り続けるためには、適度な休憩・休息が必要です。この2週間は、ちょうどよい期間だったと思います。

ただ、いつまでも休憩しているわけにはいきませんね。神奈川県は入試日程が早いですから、高校入学まで、まだ一か月あります。中学を卒業すると、いつもより長い春休みになります。受験のあと、勉強をさぼってしまうと、せっかく身につけた学習習慣も、あっという間に無くなってしまいます。入学した新高1が、「中学との違い」を感じるのは、主に次の3つです。
・教科、科目数が増えて大変
・学習内容が各段に難しい
・1回の授業で習う量が多い


入学して、いきなり「ついていけない…」とならないよう、サラッとでよいので中学内容の復習をしておきましょう。このことは、特に、希望の高校に合格し、浮かれ気分になっている生徒たちへのメッセージ(というか警告?)でもあります。気をつけてくださいね。

睦合校の生徒たちには、入試が終わったあとの授業で、次のような話をしました。


今回、もし学力検査だけの選抜だったら、自分は受験者数のうち何番目くらいだと思う?その順位が、高校入学時点での自分の位置だよ。入学してしまえば、中学の内申点なんて、全く関係ない。人によっては、「学力検査の点数だけだったら不合格だったかも」ということもあり得るよね。気を引き締めて、取り組んでいこう。

そして、最後に、
今回の受験で厳しい結果となった生徒たちへのメッセージです。

一生懸命取り組んできたけれど、あと一歩及ばなかった、というのは大変残念で、とてもとても悔しい気持ちだと思います。あふれる涙は、それだけ頑張ってきた証です。ですが、今回の結果を「恥ずかしい」なんて思う必要はないし、落ち込み続ける必要もありません。堂々と胸を張りましょう。「ひとつの目標に向けて、一生懸命に取り組んだ」という経験は、必ず次につながります。

「人生に無駄なことなし」

私の支えとなっている言葉のひとつです。辛い出来事や回り道をした経験も学びとなり、人生の糧となって、その後の人生に何らかの形で役に立つ、という意味だと理解しています。


今はまだ、この言葉を素直に受け入れられるような心の状態ではないかもしれません。それでも、「時が解決してくれる」という言葉もあるように、いつか人生を振り返ったとき、「この経験があってよかった」と思える日がきっと来ると信じています。

少し厳しい言い方になってしまいますが、時計の針を戻すことはできても、過ぎ去った時間を取り戻すことはできません。「あの日、あの時からやり直す」ことはできないのです。限られた人生です。今回の経験を「糧」とするためには、「いま」を一生懸命生きて、積み重ねていくしかないのです。



3月の和風月名「弥生」は、「弥生(いやおい)」が変化して「やよい」と読むようになった説が有力です。「弥(いや)」はいよいよ・ますます、「生(おい)」は草木が芽吹くことを意味しているそうです。冬の厳しい寒さを乗り越えたたくさんの花や草木が一斉に成長する時期ということなのでしょう。ちょうど、今日3月1日は、県内外の多くの高校で卒業式が行われています。そして、神奈川県内では12日に中学校でも卒業式があります。

弥生の季節、次のステージへと進む生徒たちに、2月27日の最終日にも生徒たちに贈った言葉をここでも書いておきます。

「憲政の神様」といわれた尾崎咢堂(尾崎行雄)の有名な言葉です。

「人生の本舞台は常に将来にあり」


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