こんにちは！睦合校の根本です。
今日は、先週から始まった「入試体験ゼミ」の2日目です。入試まであと23日となり、秀英生たちは朝から頑張っています。

さて、先日の中3保護者会でも話したことですが、この時期の生徒たちに話していることをこちらでも書いておきます。

全力で受験勉強に取り組んできたことを大前提とし、入試本番で最も大事なことは「時間配分」だと思います。持てる力を効率よく発揮するためには、時間配分が全てです。入試が終わったあと「時間が足りなかった～」などと言ってはいけません。それは「時間が足りなかった」のではなく、「時間配分の意識が足りなかった」ということなのです。（前にもこの話はブログで書いたような気がしてきました…。）

本番の試験は1科目50分です。科目にもよりますが、私が担当している数学では、「すべて解き終わって時間が余る」なんて余裕はありません。数学の教師が解いても、ギリギリです。そこで大事になってくるのが「問題を見極める力」です。まさに、いまの入試体験ゼミでは、本番シミュレーションを通して、秀英生たちはその力を身につけている最中です。

「分からない問題はとばせ！」とよく言いますが、とばす問題には2種類あって、ひとつは「後から解く問題」で、もう一つは「捨てる問題」です。この見極めが肝心です。受験する高校や受験生によって、「捨てる問題」の数や中身は違いますが、満点を取らなければいけない高校はないはずなので、この「捨てる問題」の見極めは、どの受験生においても重要です。

試験中、最高に研ぎ澄まされた集中力の中、「この問題は…」と判断できるようにしなくてはいけません。