睦合校 校舎ブログ

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  • 集団授業

2023年09月15日
【日々所感】六甲おろし

こんにちは!睦合校の根本です。9月15日(金)になりました。「もう」9月も折り返しですね、早いものです。野球界においては少し違うようで、「まだ」9月半ばですが、阪神タイガースが18年ぶりのリーグ優勝を決めました。この時期の優勝決定は、史上3番目の早さだそうです。実は私、小学生の頃は、大がつくほどの阪神ファンでして…(意外でしょ?)
大人になってからは、ほとんど野球中継も見なくなってしまったのですが、それでも、阪神が勝つと今でもちょっと嬉しいです。ここまできたら、ぜひ、日本一になってほしいですね。ネモト少年が熱狂していた「バース、掛布、岡田、真弓」の時代。1985年以来の日本一!!

名古屋生まれの私がなぜ阪神ファンに?
小学校に上がるまでは、千葉出身の父親の影響で、名古屋に住んでいながら巨人ファンでした。小1で学童クラブに入ったのですが、そこにいる男子たちが、なぜかみんな熱烈な阪神ファンで、単純なネモト少年は一日にして阪神ファンになったのです。小学生の頃、父親に何度かナゴヤ球場に連れて行ってもらった記憶があります。「メローイエロー」という何味だがよく分からないものを飲みながら、周りの阪神ファンと一緒にメガホン持って「六甲おろし」を歌ったあの高揚感は忘れられないですね。阪神ファンと中日ファンの乱闘寸前の罵り合いも、「大人の世界」を感じることができ、当時のネモト少年にとってはたまらない刺激でした。

六甲おろし
「よくもまあ小学校の低学年で、こんな歌詞を覚えたな」と感心するくらい難しい言葉が並んでいます。

♪六甲颪に颯爽と
蒼天翔ける日輪の
青春の覇気美(うるわ)しく
輝く我が名ぞ阪神タイガース

闘志溌溂起つや今
熱血既に敵を衝く
獣王の意気高らかに
無敵の我等ぞ阪神タイガース

3番につづく…


でも、そうなんですよね。子どもというのは、耳で聞いたものから覚えていきますから。まだ字が読めないような小さな子が、教えてもいないのにCMソングを歌い出す、というのは良くある話です。語学の習得のプロセスは、「聞く→話す→読む→書く」であると言われますが、幼児期に限らず、「聞く力」というのはとても重要です。

うちの子、授業についていけてますか?
面談などでたまにお母さんから聞かれることがあります。こう聞かれてしまうと、教師としては「実は、お宅のお子さん、授業についてきていません。落ちこぼれてます。」とは言いづらいものです。

授業についてきている/集中できているかどうかは、先生の説明をしっかり「聞いているかどうか」です。先生が説明している時にボーっとしていたり、ノートにメモするのに必死になっていたりすると、どこを説明しているのかが分からなくなり、最終的には「授業が分からない」になってしまうのです。
ですから、いかに生徒を集中させるか、説明を聞かせるかは、塾教師としての重要なスキルであると言えます。集団クラスであれば、集中力が低い子は、どのクラスにも数名はいます。大事なポイントを説明するときには、そういう子たちをスルーせず、しっかり前を向かせる工夫が必要なのです。力のある教師は、効果的な発問をしたり、声量やテンポに変化をつけたりと、そのあたりが上手いのです。逆に、メリハリもなく淡々と説明する教師や、生徒ほったらかしで独りよがりな授業をする教師は、「ついてこれない」生徒を生み出すことになりかねません。秀英の教師たちは、年間を通して授業研修を行い「生徒への指示出しをしっかり行う」ことに重点を置いた授業を心がけています。

子どもたちにとって「聞く力」が重要であり、教師にとっては「聞かせる力」が重要

先ほどの面談の話
私の場合、「授業についてきているか否か」という答え方はしません。「教師の説明をきちんと聞けているか否か」に置き換えて、答えるようにしています。

>このブログをご覧のお母さま、お父さま
塾や学校の面談があったときは、ぜひ、「うちの子、先生の説明ちゃんと聞いてますか?」と聞いてみるとよいかもしれません。

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