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2020年06月07日
夏ですね
すっかり暑くなりましたね。なのになかなかマスクが取れず、もどかしい今日この頃です。
今年は4~5月にかけて、学校にも行けず部活もできず、家にずっといなくてはならないというイレギュラーが発生しました。一方、本来ならば大会に行事にと追われているところが、勉強くらいしかやることがなかったため、むしろ勉強面では思ったよりいいスタートが切れたという人も多いのではないでしょうか。
しかし、それは他の全国の高校生も同じだということを忘れてはいけません。皆勉強しかできなかったし、皆滑り出しは例年より良かったはずです。しかも、今年は夏の大会やインハイなどのイベントが軒並みつぶれました。ここに賭けていた人も多いでしょう。私ならこう思うでしょう、「受験くらいいい思いをしたい」と。
まとめると、私が思うに、今年は「全国の」受験生が「よく準備ができて」、更に「合格意欲が高い」年になるような気がするのです。センターから共通テストに変わり、平均点が下がるだろうという見方が強いようですが、本当にそうでしょうか?
これは例年のことですが、大学受験には様々な憶測が飛び交います。数学は難しくなる、さすがにもう古典で源氏は出ない、など。今年に至っては、それに加えて範囲が狭まるかもしれない、入学がずれるかもしれない、など。
予想をするのはいいですが、同時に我々は決定権をほぼ持っていないことも覚えておかなくてはなりません。難易度も、試験時期も、結局最後に決めるのは塾でも受験生でもありません。
結局、正しい備え方としては、「一番難しい難易度」のものが「予定されていた一番早い時期」に開催されてもいいようにすること。これに尽きると思います。
書いていたら長くなりました、失礼します。 木村
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