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  • 対面授業 高校生

2020年12月13日
ごんぎつね

12月中旬を少し入った今日この頃、やはり意識せずにはいられません、本格的な、入試の到来を。1、2年生ももちろん模擬試験や学校の定期テストなど大事な試験が目白押しですが、やはり3年生の大学入試の接近は心臓に刺さるものがあります。

さてそんな折ということもあって、今日は英語のテスト中にふりかかる危険に対する対処法を書きたいと思います。

これは私が高校生の時にもよくあったことなのですが、時たま、何度同じ英語の一文を読み返しても、一向に文意がつかめず、ぬるりとすり抜けてしまうということがあります。この現象は「上滑り」「うなぎ」と呼ばれる(あるいは今考えられた)ものなのですが、タイムロスになってしまいなかなかに厄介です。今日はこの、「うなぎ」に対する処方を5つほどご紹介します。

①SVをつける(文構造を分ける)

テスト開始直後など、勢いよく読みだしたもののそのスピードでは読めず、減速するタイミングも逃してドツボにはまった時のうなぎに有効です。瞬間的にサーッと読むことはできずとも、丁寧に文構造を分析すればよめるということもままあります。無理やりにでも一旦落ち着き、ペースを整えましょう。何より、SVこそ秀英生の伝家の宝刀ではありませんか。

②細かい単語にこだわりすぎない

文全体の意味がわかっていないつもりでも、実はほんの2~3の単語がわからないだけでうなぎが生まれることもあります。こんな時は、仕方がないのでその単語は一旦あきらめましょう。どれだけ勉強しても、まとまった英文の中には何個か分からない単語が出るものです。

③続きを読んでみる

完璧主義な方などで、一文目の意味が分からないと気持ち悪くて先に進めないという方はいませんか?一文にこだわるあまり、何度も同じところを「うなぐ」こともあります。既に皆さん習っているかもしれませんが、英文の段落というのは一文目は割と抽象的な話が来て、下に行けば行くほど具体的でわかりやすい情報が得られるものなのです。ですから、仮に1文目がよくわからなくても、2文目を読めばいいんです。2文目が駄目なら3文目、1段落駄目でも2段落目。とにかく次です。また、②で挙げたわからない単語も、下を読んでいくとストーリーでその意味が分かることもあります。

④Meditation(瞑想)

もうそもそも緊張しすぎてillなeelな感じになってしまうこともあります。そういう時は、一度、目をつむりましょう。大丈夫、あなたが勉強してきた日々は本物です。いつもの力が出せる体制さえ整えてしまえば、こっちのものです。

⑤Contemporary Escape(一時的逃避)

まあそれでもやっぱり、この文は読めんなあというのに出くわすこともあります。あまりに知らない単語が多いとか、話題がとっつきにくいとか。そんな時は、大問2にいったん飛ぶのも手です。なかなか勇気の要る一手なのですが、もしかしたら他の問題はうんと読みやすいかもしれません。読めない文に拘泥し、それらにしっかり時間を割けないのは愚策です。

ざっとこんなものでしょうか。もしかしたらまだいい方法があるかもしれませんが、それは見つけたら追って紹介します。皆さん、うなぎなんぞかば焼きにして食ってやりましょう。

木村

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