新琴似北校 校舎ブログ

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  • 個別指導

2022年08月06日
高1・2】夏休みに復習すること🌻

みなさんこんにちは!

夏休みが始まりました。学校の授業が無くなり(といっても最近は補講を組む高校が多いですが)、1日の時間が自由に使えますね。しかし、こんな時こそ、自分を律して、1日の時間の使い方を決め、学習時間をしっかり確保しましょう。高校1・2年生は、夏課題が出て、8月末~9月初めに課題テストがありますね。学習する時間を決めて、計画的に課題をこなしていきましょう。
やれる時期にやれることをこなすことが、大学受験の成功につながります。


1、大学受験と高校受験では、時間軸が異なる。

多くの中学3年生は、中体連が終わり、夏休みからの約7か月間、勉強を猛ダッシュします。
そして、2月、3月の入試をむかえます。では、高校3年生はどうでしょう。大体、5月ごろ部活が終了。
1月の共通テストまで7か月。残した期間は、中3とほぼ同じですが、5月以後、文化祭や体育祭があり、毎月の土日が1・2回、模擬試験でつぶれます。
大学によっては、奨学生入試といったもの(奨学生合格のほか、一般合格を出す入試)を12月頃に実施するところもあります。
大学受験対策は部活が終わってから、と考えると時間不足に陥る可能性があります。


2、ほぼ50%の高校3年生は、推薦入試などを利用する。

学校推薦型選抜や総合型選抜で大学入学をする生徒が50%弱です。
そして、この試験は9月以後に行われます。
志望理由書を書いたり、小論文の練習をしたり、一般入試とは異なる対策をする必要があります。
指定校推薦以外は、競争のある入試なので、並行して一般入試の準備をする必要があり、学習負担が増えます。


3、大学受験と高校受験では学ぶべき量や質が全く異なる。

すでに高校生として勉強を始めている皆さんならわかるでしょう。
例えば、高校1年で学ぶ2次関数。中学3年生で学ぶ2次関数とは、学ぶ量も難しさも全く異なりますよね。
中学の時と同じ感覚で勉強していたら、高校で学ぶ内容をマスターしきれず、それが雪だるま式に増えて高校3年生をむかえたら、どんなことになるか、考えてみましょう。
やることが多すぎてやりきれない、ということに陥る可能性があります。


4、人間は忘れる動物である。

忘れるまでの時間と記憶の関係を表したエビングハウスの忘却曲線というものがあります。
無意味な音節をいつまで覚えていられるか、という実験結果で、1日たつと75%忘れてしまいます。
意味がある記憶であれば、もう少し覚えていられるかもしれませんが、いずれにせよ、忘れるのです。
記憶を保持するためには、復習する必要があることがわかりますね。


5、やっかいな人間の記憶メカニズム

人間の頭脳は、先に覚えたことが次に覚えることを妨害したり(順向抑制)、新しいことを覚えると、それが前に覚えたことを妨害したりする(逆行抑制)働きがあるといわれています。
覚えようとするけれど、なかなか覚えられない、ということ、経験がある方が多いのではないでしょうか。
これは、当たり前といえば当たり前。だから、復習を繰り返したり、勉強方法を工夫したり、ということが必要なってくるわけです。


多くの高校生は、学校課題が多いため、それを消化するのが手一杯です。定期テスト前に学んだことを復習する。
勉強計画をうまく作って計画通りいき、自分の目標点に達することができればよいですが、なかなか現実は厳しいと感じる高校生も多いでしょう。
だから、長期の休みにもう一度、しっかり復習すべきなのです。
大学受験を成功させるために、長期の休みの学習を大切にしましょう。

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