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2023年05月28日
結局「頭がいい人」ってどんな人?【原理原則の理解とは】
こんにちは!秀英予備校 泉中央校 武藤です!
皆さんの周りに“頭がいい人”はいますか?
「なんであんなに点数が取れるの…」「一体あの人は何時間勉強してるんだ?」「あいつにはかなわねぇ!」
そう見える人、クラスに1人は絶対いますよね…「同じ人間だとは思えない」と僕自身思ってきました。
時間は平等に与えられているのに、なぜこんなにも「頭がいい人」は遠い存在に見えるのか?
その答えはいくつかありますが、このブログではその一つ「理解の深さ」に関する側面から追及していきます。
「頭がいい人」は、知識を得るだけで終わらせないのが特徴です。
英語であれば、ある文法を学んだら、自分で英文を作ろうとし、ある長文を読んだら、その内容も知識として吸収します。
数学であれば、公式を覚えたら、その細かい原理まで掘り下げ、なぜその形になるのかまで理解します。
上記のほかにも、こだわるべき手段・方法は多数存在するのですが、なぜこのような理解が差を作るのでしょうか?
勉強は、積み重ねです。今学んだ知識は、二度と使わないなんてことは絶対にありません。
公式を覚えるだけでなく、原理まで理解していれば、繋がりのある単元を新しく学ぶ際、とてもスムーズになります。
逆に捉えると、本来繋がりがあるはずの2つの単元が、断片的に見えてしまいます。
入試問題は多分野の融合問題が多く出題されるので、原理まで理解することは必須条件なのです。
しかし、公式暗記のみの場合と比べて、唯一難点があります。
原理理解の特徴として「すぐには効果が出ない」というものが挙げられます。驚いたでしょうか?
要は、時間がかかるわけです。原理まで理解したことが次に来る単元で活きてくるので、時間がかかって当然です。
一方で、公式暗記のみ、つまり、公式を使えるようにしただけの場合は、直後の演習やテストですぐに効果が出ます。
効果がすぐに出るので、頭がよくなったと満足し、モチベーションも維持されます。
原理までしっかり理解することは、色んな面で難しいことが伝わりましたでしょうか?
「頭がいい人」は原理まで深く理解しているので、勉強自体も楽しめると言います。
現代社会で生き抜くには、物事を吸収したら奥深くまで追求し、自分なりの解釈に落とし込むことは必須条件となります。
なぜなら、教わることはAIにもできるからです。
今の人間に求められているのは、完全なる「真新しさ」。類を見ない発想、ってことですね。
これに向けて今の学生の皆さんができることは、応用問題・発展問題に挑戦し続けること。
AIにできないことに挑戦し続けましょうね!
それでは!
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