こんにちは、吉田です。
6月も最終週になり、夏休みが待ち遠しくなってきた頃ではないでしょうか。奥校では、昨年よりも早いペースで夏期講習のお申し込みを多数いただいております。本当にありがとうございます。夏期講習のお知らせにも記載していますが、お申し込みをいただいた順番に対応しますの。夏休みが近づくにつれてお申し込みが増えることが予想されます。タイミングにより、1週間程度お待たせしてしまう場合もございますので、予めご了承ください。

講習を受講する方向けに、事前に面談を実施して学習状況の把握をさせていただきますが、この時期によくある話を1つ紹介します。算数の弱点単元としてよく挙がるのが「文章問題」。そして、その中でもよく出てくるのが「割合」です。小5の1学期に導入部分を少し学習し、2～3学期にかけて「割合、くらべる量、もとにする量」の考え方やグラフについて学習します。この段階で苦手になる子が多いのですが、さらに小6の1学期に「割合を表す分数」を学習するので、ここでちんぷんかんぷんになってしまう子がかなり出てしまいます。

「割合、くらべる量、もとにする量」の考え方を「く・も・わ」の公式を使って覚えるというケースがよくありますが、本質を理解せずに公式だけに頼って覚えてしまい、問題を解く際に「公式へのあてはめ作業」をひたすらやっているという子が多いのではないかと感じています。そして、少しレベルアップした応用問題になるとできないということに繋がるのではないでしょうか。

同様の話を、神奈川県睦合校の根本先生がブログで詳しく書いていますので、そちらもぜひご覧ください。

奥校で開講するステップアップクラスの夏期講習（受講する単元を選択することができます）では、小6のテキストに割合の単元が入っています。少しでも苦手だと感じている子の苦手意識を払拭してあげたいと思っています。そして、秋以降には中学校の数学に向けた割合の勉強に繋げていきたいですね。

★動画もぜひご覧ください★
2019年12月に公開の動画「割合特訓シリーズ」です。公式に頼らない、割合の本質が理解できる内容になっています。

再生リストはこちら
https://www.youtube.com/playlist?list=PLs13KFBVUcQ8F6c4nyxlPeVbA8WN2Wzd9