こんにちは、菜根校の鈴木です。

「備えあれば憂いなし」という諺を知っていますか？

意味は以下の通りです。
「平生からいざというときの準備を怠らなければ、
万一の事態が起こっても、少しも心配することはない」

この諺を、みなさんのテストに置き換えて考えると、
「範囲の勉強をしっかりしていれば、
心配することなく、テストに向かうことができますね。」
ということだと思っていたのですが、

この諺を覆すようなお話を聞いて、
とても驚いたことがあります。

福島の大友先生から聞いたのですが、
準備をするからこそ、心配が生まれる
という考え方を聞いたとき、ハッとしたことがあります。

その時聞いたのは、中3生へのお話でした。
「志望校の目標点までの距離が、
離れすぎていたら心配にもならないでしょ。
あともう少しで、合格するかもしれないから
最悪のことも考えて緊張してしまうんだよ。」と

これを聞いた自分は、確かにそうだ！！
と思いました。

諺が覆される瞬間を
初めて体験して、面白かったのを覚えています。

見方を変えることで、
自分の凝り固まった思考が、
簡単に覆すことができるのだとも思いました。

自分の価値観や考え方は、
いわば、自分が生み出した偏見の積み重ねです。

かのアインシュタインも
「常識とは 18 歳までに身につけた
偏見のコレクションでしかない。」
という言葉を残しています。

ぜひ、みなさんは自分の価値観に凝り固まらずに、
色々な考え方や価値観に触れて、
多様な視点を持つことを意識してみましょう！


その方が、少しだけ自分の人生をよりよくできる
と、私は思います。。。