みなさん、こんにちは。
秀英iD予備校長久手はなみずき通校の竹田です。

旧暦の９月１１日は、奈良時代後半と平安時代初頭の大きな事件が起きています。７６４年に孝謙太上天皇・道鏡より政権を奪取しようとして企てた「藤原仲麻呂の乱」と、８１０年に平城上皇の重祚と平城京への遷都を企てた「薬子の変」です。私が学生の頃は「藤原仲麻呂の乱」は「恵美押勝の乱」と習った記憶があります。また最近では「薬子の変」を、「平城太上天皇の変」と呼ぶこともあります。これ以外にも研究や発掘が進むことで、名称や学説などが変わることはよくあります。やはり、継続した学習は必要ですね。

イギリスの歴史家エドワード・ギボン氏は、「まったく歴史とは、そのほとんどが人類の犯罪・愚行・不運の登記簿にほかならない。」と述べています。成功から学ぶことも多いのですが、失敗から学ぶことの方が多いかも知れません。しかし出来る事なら、失敗はしたくありませんよね。そこで私たちの先輩たちが経験した失敗を学ぶことで、失敗を回避出来ます。最も重要なのは、先輩たちと同じ失敗を繰り返さないことだと思います。将来の歴史家に笑われる様な失敗だけでは、繰り返したくはないですね。

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