みなさん、こんにちは。
秀英iD予備校長久手はなみずき通校の竹田です。

２００３年９月２１日、アメリカの木星探査機「ガリレオ」が運用終了となり、木星大気圏に突入しました。「ガリレオ」は、１９８９年１０月１８日に打ち上げられ、１９９５年１２月７日に木星周回軌道に到達しました。「ガリレオ」は、オービター（軌道周回観測機）とプローブ（大気圏突入観測機）で構成されていました。まずプローブが木星大気圏に突入し、消滅まで５７分間大気のデータを送り続けました。オービターも木星の周回軌道に入り、７年余りに渡って木星やガリレオ衛星などへの接近観測を繰り返しました。現在は「ガリレオ」の後を引き継いで、「ジュノー」が探査中です。木星には生命が存在する可能性がある衛星もあり、今後の探査結果が期待されます。

探査機の名称の由来である「天文学の父」と称されるガリレオ・ガリレイは、「どんな真実も、発見してしまえば誰でも簡単に理解できる。大切なのは、発見することなのだ。」と述べています。学校で学ぶことは、既に発見されたことです。その内容を十分に理解する努力を重ね、新たな発見をしたいですね。世紀の大発見はなかなか困難ですが、「自分に合った趣味を見つける」や「学習方法を見つける」など、これまで自分が知らなかったことを見つけ出せば、それは発見だと思います。教えられるだけでは、つまらないですよね。

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