みなさん、こんにちは。
秀英iD予備校長久手はなみずき通校の竹田です。

４月に入り、各地で入学式や始業式が執り行われています。改めまして、ご入学・ご進級おめでとうございます。新学年のスタートに際して、期待と不安で一杯かと思います。初対面の方も多く、お互い緊張していると思います。こんな時こそ、思い切ってこちらから挨拶しませんか。禅問答を交わして相手の悟りの深浅を試みることを「一挨一拶（いちあいいつさつ）」と言ったことから、一般に問答や返答のことばなどを挨拶と言うようになったそうです。「挨」も「拶」も本来は「押す」という意味で、「複数で押し合う」意味を表す語であったものです。特に、「挨」…押す（自分の心を開く）、「拶」…迫る（相手の心に近づく）の意味合いがあります。笑顔で挨拶されたら、嫌な気分になる人はいませんよね。コロナ禍でマスクを着用しながらの挨拶になるので、特に目尻を下げることとアイコンタクトに気を付けたいですね。

作家の野坂昭如さんは、『人間がどうして、言葉を所有するに至ったか、これまた皆目知らないが、多分「挨拶」が、その根本にあると考える。お互いの意思の疎通をはかるといったって、まず「こんにちは」がなけりゃ無理であろう。』と述べています。ただ頭を下げるだけではなく、はっきりと声に出して、笑顔で挨拶をするだけで、どんどん仲間の輪が広がって行くと思います。新学年、みなさんに素晴らしい仲間との出会いがあることを祈念しています。

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