静岡本部校(個別指導) 校舎ブログ

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2023年10月26日
【講師ブログ】文豪だって、人間だ

こんにちは!初めまして。講師の久保田です
今回初めてブログというものに挑戦します。おそらく拙い文章になるかと思いますが、温かい目でご覧くださいませ。

さて、みなさんは「近代文学」に触れたことはありますか?
国語を担当していて最も学生が引っかかる問題のひとつが「近代文学」の読解です。実感として小学生の問題集にも登場することが多く、高校生のテキストになると読解に苦労する学生も多いです。

「何をいっているのかよくわからない……」
「言葉が難しい」
「わかりにくい!」

……反応は様々ですが大体こんな感想が返ってきます。確かに近代文学の読解は難しい!私も常々苦労しています。
ということで今回は学生の皆さんには近代文学を読むとき、どこか心の端に意識すると読むやすくなるかも!?なポイントを紹介していきます!

最もおすすめな方法は、近代文学の書き手である著名な文豪について知ってみる!ことです。
……いきなり歴史から?とお思いの皆さん。決してそうではありません。
まずは文豪も1人の人間である、ということを理解してみましょう。夏目漱石、芥川龍之介、太宰治等々、名前だけはなんとなく聞いたことのある作家たち。しかし彼らも1人の人間です。調べるとろくでもない話、思わず吹き出してしまう話など、人間味あふれる側面が見えてきます。
例えば夏目漱石の甘党話は有名で、彼はロンドン留学中、いちごジャムにどハマりしてひと月に8缶も食べたとか。正直事実かは微妙なところですが、そんな話は「文豪」と呼ばれる人たちにどこか親近感を湧かせます。あの有名な夏目漱石だって、甘いものは我慢できない……。

インターネットでちょっと調べてみるのもOK。
正しい情報が知りたいときは図書館に行ってみると、薄めの本で作家ごとの紹介があるものなんかもあります。
興味が湧いたら、その作家の短めの作品を読んでみましょう。芥川龍之介の「鼻」なんかは有名ですし意外と短く読みやすいです。
その作家が面白いと思えたら、長い作品に挑戦するも良し。いっそのこと趣味にしてしまうのもアリです。
こんな感じでまずは先入観をなくすことが、近代文学を読むための準備運動になると思います!楽しんで読むのが、1番大切です。

ということで今回は近代文学の読み方の導入を紹介しました。苦手な人、少し興味があるけれど踏み出せない人などはぜひ試してみてくださいね。

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