こんにちは。英語担当の斉藤 真由美です。
2023年7月6日、日本英語検定協会より
【実用英語技能検定(英検)の問題形式 一部リニューアルのお知らせ】
という速報が出ました。
●リニューアルの予定時期
2024年度 第1回検定
●リニューアルの対象級
3級以上の級(1級、準1級、2級、準2級、3級)
●リニューアルの内容
【3級】
一次試験(筆記試験)のWriting
①英作文の問題の出題を
1題から2題に増加
既存の「意見論述」の出題に加え、
「Eメール」問題を出題
②
試験時間が50→65分に
【準2級】
一次試験(筆記試験)のWriting
①語彙問題・長文問題の設問数を一部削減
②英作文の問題の出題を
1題から2題に増加
既存の「意見論述」の出題に加え、
「Eメール」問題を出題
③
試験時間が75→80分に
3級・準2級で新規の出題になる「Eメール問題」の出題例を見ると、
「外国人の知り合い・友達から受け取ったEメールに対する返信メールを書く」
というのは共通で、
【3級】
・語数の目安は
15~25語
・Eメールの中の
2つの質問(下線部)に対応する内容 などの条件あり
【準2級】
・語数の目安は
40~50語
・Eメールの中に
1つの質問があり、それに答える
※犬のロボットを買った。かわいいけどバッテリーがすぐ切れてしまう…のような内容が書いてあり、
「ロボットペットは将来改善されると思う?」という質問
・Eメールの中の
下線部について、具体的な質問を2つする などの条件あり
となっています。
リニューアルの背景には、
現行の学習指導要領が求める力をはかる内容にするという意図があるようです。
知識の習得だけでなく、それを生かして自分の意見を表現できるようにする
コミュニケーションを行う目的、場面、状況に応じて発揮できるようにする
そういった観点からの出題を増やしたということですね。
こういった傾向は、近年、英検だけでなく
高校入試や実力テスト、定期テストでもよく見られるようになっています。
(例)
★「返信のEメールの一部を、“アイディアマップ”にある情報をすべて用いて書きなさい」
のように、
日常的によく目にする図版を用いた問題
★「自然環境に優しい生活を送るために、あなたが普段行っていることは何ですか」
のように、
自分なら具体的に何をするかという視点で表現力を問う問題
★「“数日間でも外国を訪れることは文化や習慣を学ぶ効果的な方法だと思う”
に対する考えを理由とあわせて書きなさい」
のように、
異文化理解や外国人とのコミュニケーションに関する内容
英検取得を1つの目標にして英語学習を頑張っている生徒も多いと思います。
英検のリニューアル版の対策をすることは思考力・表現力の強化につながるため
決して無駄にはなりませんが、
3級や準2級合格を目指し、すでに英検対策の問題集を購入済の場合は、
リニューアル前の第2回英検で合格を目指すことをおすすめします。
夏休みのような長期のお休みをうまく活用して英検対策をするのもいいですね!
※上記のリニューアルの時期・内容などは今後変更になる場合があります。
最新の情報はウェブサイトで確認をお願いします。
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