映像授業教師ブログ

皆さん、こんにちは！ 近藤です。
今回は人の目についてです！

①画面と顔を平行にして、下の図形を見てください。
②左目を閉じて、右目で×を見つめて、画面から近づいたり
遠ざかったりしてください。

×　　●

どこかで赤丸が見えなくなるところがあるはずです。

なぜ見えなくなるのでしょう？？
それは人の目には盲点があるからです！

見える仕組みは以下のとおりです。
外から入った光はレンズ（水晶体）で屈折して、
網膜の上に像を結びます。
網膜にできる像は実像になりますので、
上下左右が反対になっています。
光の刺激の信号が視神経から脳に伝わり、
脳が正しい向きに戻しているので、
実物と同じに向きで見ることができます。

では、盲点はどこにあるかというと、
眼球に視神経や血管が出入りするところが
あります。この部分を視神経乳頭といいます。
視神経乳頭が盲点にあたります。
この部分には光を感じる細胞がありませんので、
集まった光は信号として脳まで届きません。
だから脳では見えないと判断されます。

生物の体は合理的に進化してきていますが、
実は設計ミスもあります。
まさに盲点が設計ミスの１つになります。
他にも設計ミスと言われている部分がありますので、
調べてみると面白いかもしれません。

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