募集要項・エントリー
T.I
2010年新卒入社/工学部卒 生徒たちの声が
自分のモチベーションに。
教師というのは、生徒の人生を良くも悪くも左右してしまう存在です。自分の指導の仕方次第で勉強が嫌いになってしまう生徒も、大好きになってくれる生徒もいます。自分が責任者として進路指導の話をするとき、「諦めたほうがいい」とか「こっちにしたほうがいい」とかいうその一言でその子の人生が変わってしまう、大きな決断をさせてしまうところがあります。それくらい責任が重く、やりがいも大きい仕事だと思っています。
大切にしていることは二つ。一つは、教室全体を生徒が「楽しめる場所」にすることです。勉強が苦手な子にとって、通塾は勇気のいること。だからこそ、教室長として、生徒が「ここに来ると元気になる」と思える雰囲気づくりを徹底しています。講師たちとも協力し、授業の合間の雑談やモチベーションが上がる声掛けなど、学習指導以外の「通いたくなる仕掛け」を教室全体で仕掛けています。二つめは、運営の細部にまで妥協しないことです。先輩から教わった「神は細部に宿る」という言葉は、今や私の校舎運営の指針です。掲示物の整頓、講師一人ひとりの生徒への接し方などなど。その小さなこだわりの積み重ねが、教室の質となり、最終的に生徒の成績向上という結果に繋がると信じています。
毎年、合格発表日に入試報告会を行うのですが、今年は中学3年生がサプライズで花束や色紙を用意して「先生、ありがとうございました! 先生のおかげで合格できました!」と一人ひとり伝えてくれました。生徒も保護者も全員集まってくれて、とても感動しました。仕事をしていくなかで成功し続けるのは難しく、落ちこむこともあります。そんなときでも生徒の「授業が楽しい」「分かりやすい」「成績が上がったよ」という声を聞くと、本当に癒されて、またこの子たちのためにがんばろうと前向きになれます。