みなさんごきげんよう。国語科の木下です。みなさんはしっかりと「睡眠」を取っていますか？
人間はだいたい８時間くらいの睡眠時間が理想とされています。寝ないで頑張る！は体にも脳にもお肌にもよろしくないのですよ。寝ないでその時間を活用できればいいのに…、と特にこの時期は思うこともあるでしょう（私など年がら年中そう思いつつ…zzz…）。ああ眠い…そんな時は深呼吸やあくびをして体内に酸素を取り入れるというのも効果があるらしいですよ。お試しあれ。
　では、羨ましい…のかなぁ？睡眠時間の短い動物ランキング。５位はロバ。平均３時間から４時間。４位は馬で平均約３時間。しかも１０分から１５分の短時間睡眠の繰り返しをを合わせて、とのことです。ウマさんは基本は立ったまま寝ますが稀に爆睡するときは横になることもあるのですって。３位はアフリカゾウ。平均約２時間。しかも４８時間起きて５時間寝たという記録もあったとか。ゾウさんは不規則な生活もできるのですね（みなさんはまねしないようにね）。２位はシマウマで平均約１時間。しかも立ったまま眠るそうです。シマウマさんは寝転がって睡眠を取ることはできません。それをすると、体が爆発してしまうのです。時限爆弾？ではなくて、シマウマさんは横になると胃の中のガスが放出できなくなるので、胃にたまったガスが破裂してしまうのだとか（胃の中のガスって要はお●らですねﾌﾟﾌﾟｯ）。栄えある？１位はなんと、キリン。平均約２０分。キリンさんは体が大きいので、寝てる暇があれば一枚でも多く葉っぱを食べたい！という理由で結果として寝ないのだそうです。一般的に草食動物の睡眠時間は短いのです。というのは肉食動物の襲来に備えなくてはならないから。目覚めたらかじられていた、なんて嫌ですものね。
　ところが、長時間睡眠の1位も草食動物なのです。それはコアラ。平均約２２時間寝ています。コアラはユーカリの葉しか食べません。他の草食動物はユーカリは食べません。なぜか？それはユーカリの葉には毒があるから。コアラは体内で解毒を行うために睡眠を取らなければならないのです（ねずこちゃん…漢字が出て来ませんでした…がずっと寝てるのも説明できそうな気がしなくもないです、む～む～）。
　では最後。我々人間にも「どうしても眠い！」という時がありますね。そういう時はパワーナップという１０分から２０分程度の睡眠をとるのが有効です。１０分から２０分程度というのが肝心。３０分以上になるといわゆるマジ寝になってしまい起きるのがかえってつらくなります。このパワーナップで脳内の不要な情報（PCや携帯のカスデータとかゴミデータに相当するもの）をクリアできるので目覚めた後の作業効率や記憶力が良くなる、とのことです。ただし、授業中や自習室で実行してはダメですよ。
　良い睡眠をしっかり取ってウイルスにも試験にも負けずに健康に過ごしましょう。今回はここまで。ではごきげんよう。