みなさんこんにちは。本間です。

小説、物語ではない分類で、名著と言われる作品には共通点があると思います。
（そんなに大量に読んだことがあるわけではありませんが…。）

それは、語呂がよく、かつ詩的なのに端的に言いまとめている表現があることです。
海外の作品であれば翻訳者がすばらしいなと思います。

こんな風に、作品間の共通点や相違点を見つけるのも、読書の楽しみのひとつです。
「なんでこんなに面白い（つまらない）のだろう」という問いを持って臨む。
もしくは、この面白さ（つまらなさ）を誰かに伝えるには、どうしたらいいだろう、という
アウトプットを考えておく、というのも手です。
それだけで、同じ本を読んでいても得られる学びの量は変わってきます。

生徒にも話すことですが、同じ問題を同じ量解いていても、身に付く力には差ができます。
能動的、主体的に問題に取り組めているか。
それは、楽しんでいるか、問いを持っているか、という風に言い換えられるかもしれません。