福住校 校舎ブログ

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  • 集団授業

2020年03月09日
本日のお話⑨

目次

https://www.shuei-yobiko.co.jp/school/blog/index.html?UC=C1211

皆さんこんにちは!福住校の南波です。

皆さんのおかげで、ここ数日ブログには20に近い数のいいねをいただけております。本当にありがとうございます。

5日までで教材の配布をしておりましたが、多くの方に「先生方も気を付けてくださいね」と暖かいお言葉をいただきました。ありがとうございます。

現在、コミルにて質問も受け付けておりますが、質問いただいた方、ありがとうございます。


さて、いくつかお礼をさせていただきましたが、そうです。本日3月9日は「3さん9きゅう」で感謝の日だそうです。

みなさんも、身近な方々に日ごろの感謝を是非言葉で伝えてみてください。


<本日のお話:月の不思議>
中3の後半に理科で天体に関するお勉強をしていきますが、
本日はその中で「月」に関してお話していこうと思います。

①月と太陽

空を見上げて月と太陽が両方あるときにわかるのが、この二つ
同じ大きさに見えますよね。ただ、この月と太陽、大きさは全然違います。
月の直径は3475キロメートルなのに対し、太陽の直径はなんと139万2000㎞もあるとされています。大きさ的に太陽は月の約400倍の大きさを持っているのです。
ですが、同じ大きさに見えるのには理由があります。それは「地球からの距離」です。地球から月は約38万キロメートル、地球から太陽は約1億4960万キロメートルもあるといわれています。距離として約400倍になります。
…と、ここでお気付きでしょうか。

太陽は月の400倍大きい
太陽は月の400倍離れている

そうです。400倍大きいものが400倍遠くにあるため、地球から見た見た目に関してはほぼ同じ大きさに見えるという訳です。

しかもこの月、実は本当に少しずつではありますが、地球から毎年少しずつ離れて行っています。なので大昔はもっと近くにあり大きく見えたわけです。我々が今見て同じ大きさに見えるのは本当にたまたまこの時代に太陽と月をみれているという「偶然」なのです。


②月の裏側
月や地球などの天体は、2種類の回転をしています。自転と公転です。
回転のイメージとしては…フィギュアスケートにて
リンクの周りをぐるっとまわる:公転
○回転ジャンプ:自転

みたいに思ってもらえると2種類の回転はイメージできると思います。

さて、では月も自転をしている訳ですから、すべての面を見ることができるはず…なのに、地球から見えるのはいつも「うさぎ(に見える形の影)が見える面」しか見えないですよね。月の裏面を地球から見ることはできないのです。

これは先ほどお話した二つの回転に理由があります。
地球は公転一周ににかかる時間が約365日(1年)です。
自転一周にかかる時間が約24時間(1日)です。

それに対し、月は公転一周にかかる時間も自転一周にかかる時間も
両方とも共通して約27日になるのです。
これにより、常に地球から見る月は同じ側を向いている形になります。不思議ですね。



③大きすぎる星「月」

太陽のように自ら輝いている天体を恒星と呼び、
地球のように恒星の周りを公転している星を惑星と呼び、
月のように惑星の周りを先ほど公転している星を衛星と呼びます。
先ほど、大きさの話で太陽の大きさが目立つ形になってしまいましたが、同じ衛星同士で比べてみると月がとても大きいことが分かります。

・月(地球の衛星)
直径が地球に対して4分の1程度

・フォボス(火星の衛星)
直径が火星に対して268分の1程度

・ガニメデ(木星の衛星)
直径が木星に対して27分の1程度

・タイタン(土星の衛星)
直径が土星に対して23分の1程度


・・・と明らかに惑星にたいしての大きさがけた違いに大きいのが分かると思います。


その他にも大きさの割に非常に質量が大きいなど、月にはさまざまな不思議な点があったりします。

普段何気なく見ている月ですが、不思議はいっぱいありますね。

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