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2020年03月11日
本日のお話⑪
目次
https://www.shuei-yobiko.co.jp/school/blog/index.html?UC=C1211
皆さんこんにちは!福住校の南波です。
※本日福住校は校舎が閉まっております。ご連絡の際は明日以降でお願いいたします。また、Comiruでは連絡ができますが、ご返答が遅くなる場合がありますのでご了承ください。
<本日のお話:生物の名前>
本日は名前は○○なのに…実は違う生き物という生物や、ちょっと変わった名前の生物について紹介しようと思います。
皆さんご存知の生物からそうじゃない生物まで色々です。
①パンダ
パンダは漢字表記で熊猫です。クマっぽいネコ・・・?
実はこの名前、紆余曲折経て現在に至ります。
もともと「パンダ」という名前はレッサーパンダについていたものでした。この当時、まだパンダは存在を知られていませんでした。
その後実際のパンダが見つかって、「なんかレッサーパンダに似てるんじゃない?」的な流れから「ジャイアント(大きい)パンダ」
レッサーパンダはここまでずっと「パンダ」だったのですがここにきて「レッサー(小さい)パンダ」と言われるようになりました。
猫っぽい熊の猫熊ではなく、熊っぽい猫である熊猫と呼ばれるようになったのは、勘違いだそうです…。今は→方向に文字を読みますが、昔はその逆だったため、混ざって勘違いが起こったのだとか…
②朝顔、昼顔、夕顔、夜顔…仲間はずれが一つ
4種類あることを初めて知った人もいるかと思いますが、実はこの4種類一つだけ仲間はずれがいます。
朝顔、昼顔、夜顔の3種はヒルガオ科なのに対し、なんと夕顔だけはウリ科の植物になるのです。
昔は今ほど生物の分類において細分化されていなかったり、見た目で名前が付いたりする名残ですね。そして、見た目で名前が付いた極端な例が最後の③になります。
③トゲナシトゲアリトゲトゲ
トゲトゲとはコウチュウ目ハムシ科の昆虫になります。これ単体では現在はトゲトゲというよりはトゲハムシという名前で呼ばれることが多いそうです。
トゲトゲという名前ですから、当然トゲがあるのですが、その種類の中でとげの無い種類が見つかってしまいました。「トゲナシトゲトゲ」誕生の瞬間です。
もうお分かりかと思いますが…そんなトゲナシトゲトゲの中でさらにやっぱりとげがある種類が見つかったわけです。これで「トゲアリトゲナシトゲトゲ」です。
ただこちら、あくまで人間が見つけた順に勝手に名前が付いただけで、進化の順はよくわかっていないそうです。あくまで見つかった順がこうだったからついてしまった名前…ということですね。
こんな感じで、生物の名前一つとっても興味深いことはたくさんあります。
「何故?」「不思議」からはいると理科の学習は楽しくなってきます。
皆さんも身近な「何故?」があれば是非聞いてみたり調べてみたりしてくださいね。
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