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2023年06月28日
桑園小前だより【148】ケアレスミス

こんにちは!
秀英予備校桑園小前校の佐藤です。

定期テストが終わって、結果をもとに今後の対策を練る面談を実施しています。
その中で、出てくるのが「ケアレスミス」

「ついうっかり……」
「本当はわかってたのに……」
「漢字を間違えてた……」

そんなうっかりミスで点数を落としてしまったら非常にもったいないですよね。

このようなケアレスミスをなくすことは出来ないのでしょうか?



結論から言うと、ケアレスミスをなくすことは出来ないでしょう
まず、前提として人間はほぼ必ず何かしら間違えます

できることはせいぜい【ミスを発見して素早く修正】することです。

ところで皆さんは『NEW GAME!』という漫画はご存知でしょうか?
まんがタイムきららキャラットという漫画雑誌に掲載されていた漫画です。

ゲーム会社を舞台として、若い女性社員ばかりのチームに配属されたヒロインの日常・勤務生活を描く、4コマ漫画となっています。

アニメ化もされている同作ですが、2017年より放映された第2期『NEW GAME!!』の第1話に主人公の友人である「桜ねね」というキャラクターが本職のプログラマである「阿波根うみこ」にプログラミングの相談をするシーンがあります。

桜ねね(以下、ねね)「絵とは違うけど、こうやって形になってくって面白いし」
ねね「あ、あと。『バグ見つからないで~』っていうプログラマーの気持ちもちょっとわかった」
阿波根うみこ(以下、うみこ)「分からずデバッグしてたんですね……」
うみこ「でも、全く見つからないと、逆に不安になってくるものですよ」
ねね「えっ、そうなんですか?」
うみこ「バグなんてあって当然。それを直しながら良くしていくのが当たり前の流れです」
うみこ「それがないなんて、イレギュラーですよ
ねね「そっかぁ、バグがあって当然なんだ」
ねね「ちょっと安心したかも」
うみこ「そしてそのバグの程度で、実力も知れるわけです」
ねね「わかってますよ!」
『NEW GAME!!』第1話より

これは勉強にも通じるものがあると思っています。

ケアレスミスはあって当たり前。
ケアレスミスがない方がイレギュラー。

皆さんは自分が問題を解いたときに「よし、完璧だ」と思っていますか?
もし思っているとしたら、そこにはどこかミスが隠れているかもしれませんよ。

余談ですが、私は以前に個人で校正の依頼を受けていたことがあります。
校正とは執筆者の文章を確認して、誤字・脱字・衍字、場合によっては表現の仕方に修正指示を入れる仕事です。

私の場合は小説の校正をやっていました。

そこでチェックを入れると出るわ出るわミスがたくさん。
時には主人公の名前が間違っていることもありました。

そんな中で私は「修正指示のない原稿はありえない。1ページ内に赤入れする箇所がなければ、自分が何かを見落としているはず」という考えを持ちました。

まあ、校正って文章のバグを発見するデバッガーみたいなものですから、上記の引用と同じような考えになってしまうのかもしれません。

みなさんも「自分は必ずミスをする」という前提を持って、これからの問題に臨んでみてくださいね!

ちなみに引用元の『NEW GAME!!』は第1話のみアマゾンプライムにて配信されています。
引用箇所は9:50~10:35の箇所となります。
興味のある方は1分30秒ほど見てみてくださいね。

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