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2023年06月29日
桑園小前だより【149】『勉強』を意識する

こんにちは!
秀英予備校桑園小前校の佐藤です。

本日は『勉強』に関してです!
皆さんは勉強と聞くとどのようなイメージを持ちますか?

「机に向かって問題を解く」
「参考書を読む」

そういったことをイメージするのではないでしょうか?

確かにそれも『勉強』の一部です。
しかし、私はそれだけが勉強だとは思いません。

私は「ゲームをすること」も「友達と話をすること」も「アニメを見ること」も「スポーツをすること」も、
何をすることもすべて『勉強』につながると考えています。

国語辞典ではこのように勉強を定義しています。


③ 将来のために学問や技術などを学ぶこと。学校の各教科や、珠算・習字などの実用的な知識・技術を習い覚えること。学習。
また、社会生活や仕事などで修業や経験を積むこと。
コトバンク-精選版 日本国語大辞典より


将来のために学問・技術を学ぶ、その方法に関しては定義されていないんです。
であれば、普段何気なく取っている行動も『勉強化』できるはずです。

例えば、私は中学生の時分、社会がとても苦手でした。
暗記するということが出来ずに点数を落としていたのです(特に歴史)。

そんな私ですが、第2次世界大戦~現代までの歴史はとても好きですし、多少詳しく話ができると自負しています。
きっかけはあるゲームでした。
名前を『METAL GEAR SOLID』(以下、MGS)と言います。

ステルスアクションというジャンルのゲームであるMGSは「スネーク」というコードネームの兵士を操作して、大いなる陰謀を阻止するというゲームです。

このMGSシリーズの背景には多くの「現実の歴史」・「現実の地理」が盛り込まれています。

3作目であるMGS3では「WW2後の米ソ対立である冷戦の中の戦い」を背景としています。
その後を描くMGSピースウォーカーでは「南米、パナマ運河付近のコスタリカ・ニカラグア」という国が出てきます。
その他挙げればきりがないほど様々な要素があります。


大学生になり、私はまた新たなゲームにハマります。
それが第二次世界大戦シミュレーションゲームである『Hearts of Iron4』(以下、hoi4)というゲームです。

シミュレーションゲームということもあり、hoi4の歴史的情報は非常に細かく散りばめられています。
実際の史実のニュースや出来事の内容をゲーム内イベントとして対応させたり、実際はどうだったのか興味をひかせたり。


まだまだたくさん紹介したい作品があるのですが、本当にきりがなくなってきますので、最後に1つだけ。
私が中学生のころからハマっているライトノベル作品『とある魔術の禁書目録』。
この小説からも私は社会で覚えておくべき知識を得ました。

まずは中2以上の皆さん、以下のグラフを見て、何がどの発電方法かわかりますか?
各国の発電エネルギー源別割合

正解は
A…水力発電
B…火力発電
C…原子力発電

でした。

この中で原子力に注目してください。
フランスが圧倒的に割合が高いですよね。

ここが原子力を見分けるポイントなのですが、私は先ほどの小説のある描写で強く記憶に残っていることがあるんです。

それが、「フランスの原子力発電が多いのは原爆に転用するためだ」というセリフです。
当然フィクションであり、何の根拠もありません。
が、現実にフランスの原子力発電の比率は世界1位です。

中学生だった私は気が付いた時に「すげぇ!!」と一人感激していました。

どんな作品でも作者はきちんとネタ調べを行って制作しています(そのはずです……)

だからこそ、私は常に『勉強』を意識してみてほしいと思います。
皆さんの周りには楽しみながら勉強をする様々なツールがあります。
ふとした瞬間に「あ、これ秀英でやったな……」と気付けると、今まで興味がなかったものでも、興味が湧いてきたり、勉強そのものが楽しく感じてきたりします。

自分の好きなものに隠されている『勉強』を探し出してください。
そして、見つけた『勉強』を是非校舎に来た時に教えてくださいね!

『勉強家』な人は生活すべてを『勉強化』しているものですよ。

……お後がよろしいようで。
ではまた次回!

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