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2020年08月10日
【85】「無知の知」を知る ~秀英iD予備校映像教師ブログ~

世界遺産:アクロポリス

どうも!社会担当の生川です!

みなさんは、「無知の知」という言葉、知ってますか?
無知の知」とは

『自分にはまだ知らないことがある(=無知)』
ということを自覚できていない
または知らないのに知っていると勘違いをしている
よりは
同じ『知らない』でも
『自分が無知であることを認識している』
分だけ、優っている

という意味の言葉です。深いですね~。
さて、これは誰の言葉でしょう?

…正解は、「ソクラテス」。
先生は、高校の世界史で勉強しました。
(何年前だろぉ……)

ソクラテスが、どうやってこの「無知の知」という
思想にたどり着いたのか?と言うと…

ソクラテスの友人カイレフォーンが
ある神殿に行き神のお告げを受けに行きました。
そこで
ソクラテスより知恵のあるものがいるでしょうか
と神に尋ねます。
カイレフォーンはソクラテスこそが知恵のある者と
思っていたからなんですね。
答えは『いない』とのことでした。
ソクラテスにそのことが伝わるとソクラテスは
「そんなはずはない」と聞き入れません。
ソクラテスは賢者と呼ばれる者に出会えると信じて
探しに行きますが、自分に勝る賢者には出会えず…。
そして、ソクラテスはこのような結論に達しました。

知らないことがまだあるのに
知っているように振舞うよりも
「自分は知らない」ということを自覚している方が
まだ知恵がある。

ちなみに、この「知恵」というのは
単なる知識だけでなく世のため人のためになるような
」を指します。
ソクラテスは、常に人間は「」を追い求めるべきだ
と唱えているんですね。

現在では
「努力して知識を得ても、『自分は無知だ』と認識し
無知だからこそ謙虚に人の話に耳を傾けよ」
という意味の格言として使われます。
つまり
「自分はまだまだだ」と思うことで
さらに努力を重ね、周りの意見に耳を傾けられる人が
人間として成長できる 
    
というわけです。

みなさんの普段の勉強に置き換えてみてください。
例えば、社会の勉強だと…
ポイント欄で覚えたつもりの内容も
一問一答で解いてみたら、答えが出てこなかったり
先生が解説している問題と同じような問題を
自分で解こうとすると、うまくいかなかったり。

でも、「覚えていない」「知らない」「解けない」
という事実を知ることから
、勉強は始まるもの。
問題を解いてはじめて自分の無知を知るというのは
何も問題を解いていないより良いことなのです!
そして、先生や友達にもっとよい方法を教えて
もらったり、もう一度先生の解き方をマネしたり。
もちろん、社会だけの話ではないし
勉強以外でも同じようなこと、ありますね。

そういう経験を繰り返して最善に向かっていくのが
人間のあるべき姿なのかもしれません。

答えを間違えることは、悪いことではありません。
自分の無知」を知って
今よりもさらに成長しましょう!
先生も、もっともっといい授業しないと!!

では、今日はここまで。





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