映像授業教師ブログ

皆さん、こんにちは！
数学担当の三関（みつせき）です。

今日は、いきなり「問題」です。


問題
子どもたちを何脚かの長いすに座らせるのに
1脚に3人ずつ座らせると、3人が座れなくなり、
1脚に5人ずつ座らせると、余りなく全員が
座れたが、使わない長いすが5脚できた。
子どもの人数を求めなさい。


この問題は、
・中１の1次方程式
でも登場する有名な問題ですが、

実は、
秀英の「小学生用のテキスト」に
載っている問題です。

つまり、
「方程式を使わずに、解けますか？」
ということでした。

さぁ、
お父様も、お母様も、
方程式に頼らず、解いてみませんか？？





かなり難しいですね。。。。

方程式を使っていいよ、と言われても、
この長いすパターンは、けっこう、
どんな式を立てればよいか、悩む問題ですし、
そもそも、「子ども→ｘ人」としてしまうと、
思いっきり「ハマる」ことで有名です。


しかも、それを、さらに
「方程式禁止で」と言われたら・・・。


この類の文章題を、
中学受験の世界では「特殊算」と呼びます。

文章の意味がわかったところで、
「解法の糸口」が「特殊」。
そんな文章題です。

特殊算のポイントは、
何といっても、「図の書き方」にあります。

文章から「式を立てるための手がかり」を
つかむには、
□表
□線分図
□面積図
という、算数での「武器」を使うのが有効です。

武器を持たずに、戦うのは、危険！

「過不足算」と呼ばれる、この
「余る・足りない」のイメージの問題。

図の書き方を、
３ステップで、丁寧に説明した動画を
公開していますので
気になる方は、ぜひ、YouTubeで確認してください！


（ちなみに、正解は、「45人」になります。）



親子で学ぶ特殊算の解法！「過不足算」シリーズ

【入門編】
https://youtu.be/jMV4TmoH9MI

【実戦編】
https://youtu.be/8zrwdllVDBA

【難問編】　※長いすはコチラで解説。
https://youtu.be/TFpOwoCIXXs


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