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2022年11月07日
【316】クラスに誕生日が同じ2人がいる確率は? ~秀英iD予備校映像教師ブログ~

こんにちは!数学担当の塩原です。

今日も前回に引き続いて、
実際の確率が直感通りになりにくいものを
見てみましょう!


(以前、書いた記事ですが、
 もう一度読んでもらいたいので、
 再アップします)

早速ですが、下の事実をまず読んでみてください。

「人が35人集まれば、その中に誕生日が同じ2人がいる
確率は80%以上である。」

・・・もう一度言いますが、これは事実です。
え!?35人いるだけで、確率高過ぎ! と感じた人が
多いのではないでしょうか。
計算して確かめてみましょう。

誕生日が同じ2人がいる確率 は、
少なくとも2人の誕生日が同じである(☆)確率 と言い換えられます。
さあ、“少なくとも”と来れば、前回も活躍した求め方が使えそうです!

(☆)が起こる確率
=1 - (☆)が起こらない確率

(☆)が起こらない確率は、
35人全員の誕生日が異なる確率 のことです。
これを頑張って計算します。

いま、35人の中からAさんとBさんを選んだとき、
その2人の誕生日が異なる確率は
364÷365 です。

なぜならAさんの誕生日はいつでもよく、
Bさんは、Aさんの誕生日以外(365-1=364)なら
よいためです。

次にCさんの誕生日がAさん、Bさんと異なる確率は、
同様に考えると 363÷365 です。

さらにDさん、Eさん、、、と順に考えれば、
すでに出てきた人と誕生日が異なる確率を
35人目まで計算できます。

以上のことから、
35人全員の誕生日が異なる確率
=(364÷365)×(363÷365)
×・・・×(332÷365)×(331÷365)
=0.1856・・・

およそ0.186と出ました。

よって、
誕生日が同じ2人がいる確率
=1-0.186
=0.814=81.4%

確かに、80%を超えました!!
不思議ですが、正しいことなんですね。

人数が35人以外の場合も、
誕生日が同じ2人がいる確率が求められます。
例えば、30人だと約70.6%。
40人だと、なんと約89.1%。

自分の学校のクラスを想像してみてください。
誕生日が同じ2人がいても、それほどめずらしくないのです。

(この記事では、1年を365日とし、うるう日は除いています)


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