映像授業教師ブログ

こんにちは。英語担当の斉藤　真由美です。
今日は外国のプレゼント事情について紹介します。

アメリカなどでは、
もらったプレゼントはすぐにその場で開けて、
態度や言葉で喜びや感謝を表すのがマナーだ
というのはよく知られていますが、
日本人の感覚からすると
少しびっくりするようなこんな話を聞きました。

それは、「プレゼントと一緒にそのレシートを入れておく」
ということです。

なぜか？

それは、プレゼントを受け取った相手が、
そのプレゼントが好みのものではなかったり
サイズが合わなかったりしたときに
お店に持っていって返品や交換ができるようにするため、です。


便利で合理的なシステムだけど…
それだとプレゼントの値段もバレバレなのでは…？
と思ったのは私だけではないはず。

安心してください。

プレゼントに入っているレシートは
「ギフト・レシート」と呼ばれる特別なもので、
金額は書かれていないのです。

お店の人に「ギフト・レシートをください」と言えば、
普通のレシートとは別に発行してくれるそうです。


例えば、出産祝いでいただいた赤ちゃんの洋服のサイズが合わない
というときに、サイズの違うものに交換できると考えると、
ありがたいシステムですよね。


でも、サイズ交換は別として、
自分が相手のことを考えて選んだプレゼントが
もし返品されたり、違う品物に交換されたりしたら複雑だな…

いやでも、自分がもらう側で、
100%好みではないプレゼントだったら…交換できるなら…
するかもしれないな…

最初にこのシステムについて聞いたときは、
「せっかくいただいたものを返品、交換するなんて失礼」
と思ったけれど、お互いが気持ちよく、
あげた側ももらった側も満足できるなら、
ギフト・レシート入りってアリだな…

などと、もらう可能性がほぼないであろう
ギフト・レシート入りのプレゼントについて
色々と妄想をするのでした。（笑）


※ギフト・レシートについては、同様のシステムが
アメリカ以外の複数の国でもあるようです。
また、国やお店によって
ギフト・レシートで対応できる範囲は異なります。


<ワンポイント英語 ～「贈り物」を表す単語～ >

・present … 感謝、愛情をこめた贈り物
（親しい人や身近な人へのもの、カジュアルなもの）
・gift … 価値が高い贈り物
（組織間のもの、フォーマルなもの、かしこまったもの）

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