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2024年08月19日
【398】夏が暑い理由 ~秀英iD予備校映像教師ブログ~

皆さん、こんにちは! 近藤です。
今年の夏も暑いですね!
40℃以上を記録した日も何日かありました。
では、なぜ夏が暑いのでしょうか?

よく言われるのが、「夏は日照時間が長いから!
これも理由の1つです。
太陽の光自体に熱はなく、空気をそのまま通過するので、
太陽の光は直接空気をあたためません。
では、なぜ光が当たると暑くなるのでしょうか。

太陽の光が地面や海面に届くと、エネルギーを吸収した
分子が動き出します。
この分子の動きによって地面や海面の温度がどんどん
上昇します。
①熱は温度の高いところから低いところへ移動する性質が
あります。
これにより、地面や海面付近の空気があたためられます。
②温度をもつ物質からは赤外線が放出されます。
あたためられた地面や海面からの赤外線によって空気が
あたためられます。
これらにより、空気があたためられます。
日照時間が長くなれば、太陽の光が多く当たるので、
他の季節よりも地面や海面の温度が上がり、
空気の温度も上がり暑くなります。

他の理由についても考えていきましょう。
地球は地軸を傾けたまま公転していますので、
太陽の光が当たる角度が季節によって変化します。
夏は太陽の高度が高くなりますので、光が当たる角度も
大きくなります。ほぼ真上から当たるような感じになります。
これにより、同じ面に当たる光の量が夏は他の季節よりも
多くなります。
光の量が多くなるので、地面や海面は前述した通り、
他の季節よりも温度が高くなり、空気の温度も高くなります。
同じ面に当たる光の量の増加
これも理由の1つになります。

そうすると、昼の長さが一番長くて高度が一番高くなる夏至の
日が一番暑くなるのでは?
と疑問に思った人もいると思います。
日本だと7月下旬~8月上旬くらいが最も暑くなります。
夏至から1か月以上ずれていますね。
これはなぜかというと、
あたたまるまでに時間がかかるから」です。
特に水はあたたまりにくく、冷めにくい性質があります。
日本は海に囲まれていますので、暑さのピークが夏至から
1か月以上ずれてしまうのですね。

その他にも、「夏の湿度」も暑く感じる原因です。
南の海上であたためられた空気のかたまり、小笠原気団の
勢力が強くなります。小笠原気団の性質は、高温・湿潤です。
よって、日本の夏は湿度がかなり高くなります。
場所によって変わりますが、7・8月は湿度が75%を超える日も
多く非常に不快に感じることが多くなります。
湿度が高いと不快に感じるのは、汗が蒸発しにくく、体温が
下がりづらくなるからです。

雨の日は湿度が高く、洗濯物が乾きにくいですよね。
それと同様に湿度が高いと汗が蒸発しにくくなります。
蒸発するときは周りから熱をうばいます。
蒸発しにくいということは熱をうばう機会が少なくなるので、
体温が下がりづらくなり暑く感じます。

こういった理由があり、夏が暑いのですね。

まだまだ暑い日が続きますので、体調には十分に注意して
ください!


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