学習塾教師としてのやり甲斐

教育産業ではありますが、学習塾教師にまず第一に求められる資質は、成長期の大切な一定期間をお預かりする力を持っていることです。担当する教科の知識と教える技術は勿論ですが、その上に生徒の勉学意欲を維持・高揚させる力が求められます。志望校に合格する学力をつけるのは大事ですが、それ以上にそれぞれの生徒に知識を修得する過程・訓練、勉学を通して、“問題を把握し、解決する力”を養っていくことができる力をつけていくことが大切であることを伝えられるかどうかです。そのためには学生時代以上に教師自身が様々な知識の吸収・in putが求められます。生徒の将来の可能性・選択肢を大きく拡げる仕事です。

　同時に、学習塾教師は（幸せなことに）ビジネスパーソンです。仕事の成果が求められます。競争原理が機能する学習塾業界においては、成果をあげられない企業は市場から退場していくしかありません。ここに携わる教師も同じです。提供する教育サービス全般に顧客としての生徒・保護者から評価を受けます。競合他社の教育サービスと常に比較されています。
　また、校舎の運営は組織で行います。チームとして力を発揮するためには、一人ひとりのコミュニケーション能力が求められます。自分の感情を把握しコントロールする力、他者の感情を理解・共感したりできる能力を身につけていかなければなりません。
　教師としての力、ビジネスパーソンとしての力の両方が求められる仕事を“大変だなあ”と受け止めないで、“自分を成長させられる”絶好の環境と受け止める皆さんをお待ちしています。
代表取締役社長　渡辺　武